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きっとまた会えるよ、だから大丈夫さ。いしかわしゅんは溶けていく。

1年がまた始まる。とても愛おしい1年だったと思う。苦しくもあり、悲しくもあり、嬉しくもあり、安心もあり。

長野に行った時、ずっと湖を眺めていた。年が明けたら、三浦海岸で朝焼けを眺めていた。自然はずっと変わり続けている。僕も呼吸をするたびに歳をとるし、新しい自分になっていく。古い自分はどんどん死んでいく。死ぬたびに僕の底にどんどん溜まっていく。どんな自分も溜め込んでいい。少しずつ、刻むリズムの音が深く沈むように重くなっていく。それが生きることなのだ、と思う。

夏だったか、秋だったか、河川敷で歌っていた。最近は歌っている姿をよく撮影してもらったり映像にしてもらうことが増えた。不思議なご縁だと思う。

またね。
作詞作曲 いしかわしゅん

今日が終わる
今日が終わる

雲を掴むようにして
今日が終わる
また明日には

空の顔も
鳥の歌も
変わり続けているからね
今日は終わる
また明日には

色は変わる
花は枯れる
深く息を吸うからね

今日は終わる
また明日には

会おうね
会おうね

ばいばい

またね。は、河川敷で歌っていると急に生まれた歌だった。そばにいてくれた親友はすごい!と真っ直ぐに伝えてくれた。僕にとって音楽を作って自分自身を表現することは1年を通してとても自然なことになりつつあった。

写真を撮ってもらうことが増えた。去年からパートナーができて、時々写真を撮ってもらう。僕にとっては身近なようで離れている表現だった。僕もフィルムカメラを買って撮るようになった。案外、自分の世界を写して切り取るという表現に触れることがないから、心が響くことが多い。

ソロ

がまんしない

僕はよく我慢をすることがあると気づいた。我慢していることを人に伝えず、誰かのせいにしたり、オーバーヒートして自分が動けなくなるまでただそこにいることが増えた。よくそういう自分がいることが増えた。そういう自分に気づくことが増えた。だからきっと、変わる時なのだと思う。不都合な真実が僕にいつも立ちはだかる。

いつもいつも立ちはだかる。そんなことが多い。

仕事は3年同じ職場に勤めている。石の上にも3年なんて言葉は大したことはない、と思っていた自分にいやいやそうでもないぜ、と言ってあげたい。どこかでパラレルにキャリアを歩んでいくことがかっこいいと思っていた。

自分の苦手なことを愛さずに、切り離して逃げることを選ぼうとしていた。パラレルに歩むのではなく、真っ直ぐ。ただ真っ直ぐ歩く。その道にあるものを一つ一つ丁寧に眺めていく。体を半分、弱い自分に、孤独な自分に蝕まれながらも僕は歩いた。

気づいたら仲間がたくさんできていた。少し冷たかった空気はいつの間にかあたたかくなっていた。この仲間たちを歩む道を信じたい。ただ信じたい。そう思っている。

100人会議

大田区100人カイギ登壇した時に描いてもらった。
お気に入り。

あらわしきって、あじわいつくす

この世に自らの欠けている部分をあらわしつくす。表してあげるのだ、そうしないとかわいそうだったり、我慢できなくなったりすることがよくある。自分と世界の境界線が溶けている。よく人の声が自分の世界に入ってくることを恐れて自分の世界を守ることを頑張ることがあるなと思う。きっとそれが表現しないことにつながっているし、自分自身を味わないようにしていたと思う。

それは、いちばん、さみしい。

だから、たくさん現したい。この世に自分をあらわす一年にしたい。同時にアトリエ、スタジオ、ステージ、ギャラリーを創りたい。どんな形でもいい。どんな空間でもいいから、ここは表現する場所だとみんなが感じられるように、僕が感じられるようにしていきたい。

ライブ

ウェル洋光台に住んでいる。この前、パートナーと一緒にライブをした。年初めに住んでいたコアキナイハウスの住人も、去年住んでいたはぐくむハウス2のみんなも、会社のみんなも、たくさんの人が見守ってくれていた。
僕の家族はどんどん増えていくばかり。

ライブ告知

親友たちとたくらみ荘の円卓を囲んで歌った。お客さんとして来てくれた人も、みんな、みんな歌った。表現している人はやっぱ美しい。
かっこいい。優しい。味わい深い。


ここから僕は何をするのだろう。今まではバンドでベーシストとして表現することが多かった。というか、10年もしていたからすごい純度で表現できる。でも、もっとできることが歌うことや創ることで表し切ることができるようになった。だから、きっともっと僕は歌っていくだろう。ライブをたくさんする。どんどん自分の愛を体現していく。この世にあらわす。そして、自分を愛する。

どこへいくのだろう

僕の内側には孤独先生がいる。去年の明けに出会った。というか、ずっといたのだけれど、やっと姿形が見えた。それからというものの、一緒に踊ったり、お風呂に浸かってみたり、ぎゅっと抱きしめてみたり、そっとしておいてみたりした。孤独先生はいつも一緒にいてくれる。ずっとそばにいてくれる。死んでも一緒だよって言ってくれる。そんな涙が出そうなほど体が大きくてあたたかい、冷え性の君といつも一緒にいる。おい冷たいよ!と怒ったりもするけれど、時々止められなくなるくらい泣き出してしまうけれど、ずいぶん頭を撫でてなだめることも少なくなった。

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孤独先生
見えにくいけれど、涙も黒くなっている

ふたり

パートナー
いつもありがとう
これからもよろしくね
もっと生きよう

2人

パートナーのお父さんと池上で
随分と池上の街を案内することが多くなった
もっとたくさんの人を連れてきたいと思う
池上は僕にとってそんな存在になった

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たくらみ荘の仲間がどんどん増えていく
街を舞台に
誰もが小さな一歩を踏み出すきっかけを創る

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もっと子供達へ届けたい
自由になりたい
小さな言葉や表情も見逃さない
共に創る仲間ともっと出逢いたい




そして、新しい挑戦が始まる。

僕が出会ってから救われてきたアートや表現を主軸に挑戦する。

村をつくる。

たくさんライブをする。

個展を開く。

たくさん協奏する。

これからもみんなよろしくね。

またね。


おわり。

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