あなたレコード#2 ソーシャルバー PORTO様
あなたに主題歌ありますか?
こんにちは。あなたレコードのいしかわしゅんです。
あなたレコードはテーマソング作曲サービスです。あなたレコードをご利用いただいたお客様へ、楽曲とセットで解説noteをお届けします。プレゼントの箱を開く感覚でゆっくりとお楽しみください。
あなたレコードが気になった方はこちらをご覧ください。
【プロフィール】
「価値のあるつながりが生まれる場所」「いつでも安心して帰って来られる場所」そんな港町のような場をつくりたい。
これが、「PORTO(港町)」という名前に込めた想いです。PORTOは、日替わりの店長達によって運営されるバーです。美容師、ゲストハウスオーナー、ダンサー、デザイナー、会社勤めの方…本当に色々な店長が集まりました。コミュニティーが混じり合い、面白いコラボレーションが生まれる…
PORTOが皆さんにとって大切な居場所の1つになる…そんな理想を少しずつ形にしていきたい。僕たちだけでなく、みなさんと一緒に。
PORTOの詳細はこちらから!
【依頼主】
<お名前>嶋田 匠 Shimada Takumi
<最近生まれた子供の名前> 嶋田 想 Shimada Sou
<ハマっていること> スパイスカレーづくり
<おしごと>ソーシャルバー PORTO オーナー、コアキナイ プロデューサー
<好きな音楽> くるり、スーパーカー、ザ・おめでたズ
<いしかわしゅんが好きなたくみさんのいろいろ> 夢みがちなところ、一緒にいると楽なところ、笑顔がキュートなところ、「よしなに」が口癖すぎて結構いろんなことを"よしなに"しようとしちゃうところ、いつでも待っていてくれるところ、真剣な顔になったら戦闘力2万上がるところ、声が結構高いところ、僕の寝坊癖を笑い飛ばしてくれるところ、人の痛みや弱さを知っているところ、言葉を大切にしているところ、もう書ききれないと思うくらいたくさん好きなところがあるところ
※たくみさんのことをもっと知りたい方はこちらへどうぞ。笑
PORTOのたくみさんからは、サービス立ち上げ前から依頼いただいてました!弾き語りメニューの30000円(キャンペーン中のため割引価格)ですね!
キャンペーンは残り5組まで受け付けています。
では、今までのPORTOと僕の思い出を振り返りながら、楽曲解説していきます。
#1「挑戦するのに必要なのは、勇気じゃなくて安心だと思うんだよね。」
いしかわ)PORTOのテーマソング、どういうイメージがいいですかね?
たくみさん)PORTOって港の酒場のイメージなんだよね。普段は全然違う別の海で商いをしていた東の商人と西の商人が、酒を酌み交わして語り合っているうちに「俺ら、なんで今まで別の海にいたんだろう?」って思うような出会いがあったりとか。
いしかわ)いいですね。
たくみさん)暗い海を孤独に泳いでいるそれぞれの商人たちが、PORTOという同じ灯台を目指して、みんなPORTOが照らす光を頼りに帰ってくる感じ。
いしかわ)ふむふむ。
たくみさん)で、PORTOでエネルギーを養って各々の航海にまたでていく。そのみんなの背中を灯台の光で照らしているイメージだね。応援してるよって想いを込めて。
いしかわ)いいですね。みんな社会人(商人)になると頑張ってますよね。価値を出そうと必死になっているというか。
たくみさん)うん。そんな人たちの居場所をつくりたいんだよね。
いしかわ)というと?
たくみさん)人が居場所を感じる要因として、”よりどころ”と”やくどころ”どっちもあるのが大事だなって思ってるんだよね。
いしかわ)おお。
たくみさん)ただ居ていいんだなっていう”よりどころ”の感覚だけだと、人っていまいちそこを居場所だと感じれない。だから、PORTOでは日替わり店長って形でみんなが”やくどころ”を得られるようにしてるんだよね。
いしかわ)僕も日替わり店長やりたいなあ。
たくみさん)ぜひ!
いしかわ)いやーすごいな。めちゃいいな、PORTO。
たくみさん)あと、挑戦するのに必要なのは、勇気じゃなくて安心だと思うんだよね。だから、PORTOを安心する場所にして欲しくて。PORTOで安心したら、また挑戦して行って欲しいんだよね。
たくみさん)世の中にいる凄い人とか、めっちゃ挑戦できてる人ってみんながみんな「えいやっ」って勇気を出して怖いけど挑戦しているわけじゃないと思ってて。安心しているからこそ、大きな挑戦ができるんじゃないかな。
いしかわ)確かに。確かにそうかもしれない。誰もが挑戦できる状態って安心している状態なのかも。
PORTOに帰ろう
作詞・作曲 いしかわしゅん
つかれたかい? ひとやすみ PORTOに帰ろう
今日も荒波にもまれて 少しさみしい気持ち
どこへ向かうのか コンパスはまだひかりを目指して 今すぐ帰ろう
立ち止まる時があって また歩き出せるから
そのまんまの僕たちで 少しずつ変わっていこう
PORTOに帰ろう PORTOで語ろう
立ち止まり 息を吸って 深い海の真ん中で
灯していてこのあかりを いつまでも鳴らすよ
立ち止まる時があるから
僕たちで どんな海も渡っていこう
どんな自分も生きていいよと叫ぼう
PORTOで歌おう PORTOで逢いましょう
僕はたくみさんのやっているコアキナイという個人のらしさを大切にした複業を立ち上げるゼミに、第0期モニターとして参加していました。このあなたレコードも嬉しいことに、このコアキナイゼミで立ち上がったサービスです。
たくみさんとの関わりがグッと深くなったのはこのゼミの時間でした。毎回寝坊してくる僕のことを笑いながら懲りずにモニコしてくれましたね。朝が極端に弱い僕にとっては大変だったけど、本当に大切で幸せな時間だったな。
たくみさんのPORTOという場所にこめている想いについて話してくれた時にふと思ったのですが、「あ、たくみさん=PORTOなんだ」と思いました。こんなダメダメな僕にも"よりどころ"を感じさせてくれるゼミにしてくれたのもたくみさんだし、僕の"やくどころ"を見つけて形にしてくれたのもたくみさんでした。
そんで、改めてたくみさんが僕たち全ての命に訴えかけているメッセージってなんだろう?って思ったんです。それは「そのまま生きていいよ。」って言葉だったんですよね。僕がたくみさんと一緒ににいる時、自分自身に「そのまま生きていいんだぜ。」って語りかけられている気がしているんですよね。「音楽の道で生きていきたいという夢を忘れられないんです。」っていう僕の言葉を、本当に真剣に受け止めてくれた人なんですよね。
僕にとってそのまま生きるって、音楽を鳴らして生きていくことなんです。
たくみさん、本当に、本当にありがとう。
#2 「喜屋武の存在が僕にとってはめちゃくちゃでかい。」
いしかわ)そういえば、PORTOって共同オーナーに喜屋武(以下、キャン)さんがいると思うんですけど、まだ会ったことないな。どういう人なんですか?
たくみさん)やばいよ。刺激強い。笑
いしかわ)どういうこと!?
たくみさん)なんか、本当に自由なんだよね。なにができるとか、そういうことじゃなくて、なにもできなかったとしても、そこにいるだけでキャンってキャンでいいというか。そういう存在がいるってこと自体が僕にとってはめちゃくちゃでかいんだよね。
たくみさん)キャンはマスコットだね。笑
いしかわ)マスコットってポジションやばいっすね。笑
たくみさん)まあ、会ってみればわかるよ。しゅんくんはキャンに会うことにはなるだろうし。
いしかわ)PORTO、すげえとこだなあ。
<名前> 喜屋武 悠生
<おしごと>ソーシャルバー PORTO オーナー、Gaiax コミュニケーター
<これまでのキャン>1987年8月15日生まれ。2013年早稲田大学文化構想学部卒業。学生時代、ひょんなことから歌舞伎町の怪しい路地裏のバーで月一店長をすることになり、場づくりや、人と人をつなげることの面白さを知る。
大学卒業後、3年のひまんちゅ生活を経て、28歳ではじめての就職。約2年間、求人広告の営業を経験し、再びひまんちゅへ。
2018年6月、仕事を通じて知り合った嶋田とソーシャルバーPORTOを立ち上げる。座右の銘は「すこやかにおだやかにしなやかに」。人生縁まかせ。
初めてあった時は夏でしたね。扇風機、タオル、そしてキャン。ガリガリ君を持たせたら右に出るものはいないほど、なぜか夏が似合う男。特になにもしていないけど、話題になる男。ボーッとしていたと思ったら突然何処かに消え、音楽を流して踊っている。と思ったら、せわしなくスマートフォンをいじりながらタバコの煙をくゆらせている。なんかわからんけどその場にいると安心する。なんなんだこの人。
「ああ、たくみさんが言っていたことがわかる気がする。この人、どっしり構えて生きてるわ。なんもできなくても全然へっちゃらだよ、俺は生きていたら幸せだからね。って全身から発してるわ、カッコつけてよく見せようとしちゃう自分、なんか馬鹿みたいだな。凄いそのまんま生きている人間って感じだな。凄い。」
深夜2時、僕はこの曲を下北沢のスタジオでレコーディングしていて、どうしても納得のいくフレーズが出てこなくて、頭を抱えていました。体力も限界だし、どうしよう。でも逃げたくない。
そんでもってキャンさんが「フェスで聞いてめっちゃ泣いた。」と言っていたGEZANの東京という曲をいきなり思い出したんです。
ぼんやりとした頭でこの曲を1人、部屋で大音量で聞いていた時に、浮かんだのがこのフレーズだったんです。"どんな自分も生きていいよと叫ぼう"
キャンさんの人生ってはたから見たら遠回りしているだけ、と感じる人もいるかもしれないし、ダメダメだって思う人もいるかもしれない。キャンさんってやっぱ優等生では決してなくて。
僕の脳内に全ての東京にいる命に全力で訴えかけるGEZANの叫びを聞いて、たくみさんとキャンさんの存在が語りかけてくる言葉が突然脳内に響き渡った。"どんな自分も生きていいよ”って言葉だった。何度も言うのは、僕にとってこの曲は、このフレーズのためにある曲だからなんです。
今回は曲の開始と終了時にじっくり耳を傾けて欲しいですね。キャンさんのことを知っている人はご存知のあの楽器のメロディが入っているのです…!
よーく聞いてみてくださいね!ちなみに納品期日近くに、キャンさんに無理言って演奏して収録してもらいました。ありがとうキャンキャン!!
#3 「午前中、好きなんだよね。」
いしかわ)ちなみに曲ってどういう構成にしたいですか?
たくみさん)1番は灯台の下で帰りを待つ、応援しながら。光しか届かないと思うけど、光に乗って想いが届く。2番は港の酒場で騒いでいる感じがいいなあ。
いしかわ)それでいうと、そのままの構成になるかはわからないですが、2番は酒場で乾杯している音とか、PORTOならではの環境音を曲に入れたいですね!チーンって言うグラスが当たる音とか、人が話しているざわざわした感じとか。
たくみさん)いいね!最近出してたしゅんくんのミニアルバム「午前中」聞いたけど、しゅんくんの環境音を使った音楽めちゃ好きなんだよね。ぜひ取り入れて欲しい。
いしかわ)やったー!海の音とか、港っぽい音もたくさん入れたいなあ。
たくみさん)楽しみ!!
いしかわしゅん名物になった環境音を音楽に取り込む手法は今回も健在です。鎌倉の海のさざさみの音、PORTOでの話し声を収録しています。
そして、今回の曲のメロディ。特にサビはすっきりはっきりとしていません!サビなのに、波のように一進一退する感じです。人生を前に進めていくことはすんなりいくわけではないんだよ、自分のペースで生きていけばいいよ、時には立ち止まったっていいんだ。と言うメッセージを込めました。このミドルテンポも、PORTOに流れている空気感をイメージしています。僕は場所に対してリズムをそれぞれ感じるタイプで、PORTOはBPM135くらいですね。揺られるには気持ちいいくらい、だけど少し刺激的。
#4 PORTOに帰ろう
イヤホンをつけて、できる限り大きめの音量でどうぞ!!
※スマホの方はListen in browser のボタンを押してください。
#5 あとがき
もう語り尽くせないほどのこだわりがこの曲には込められているのですが、PORTOでお会いした時に少しずつお話ししたいなーと思っています。なんと、PORTOは有楽町店を閉店し、品川店にてお店を続けるそうですよ。
このnoteを読めば、最後の歌詞ってこう言う意味だったの!?って気づいてくれる方もいるかもしれませんね。
お二人には今後の人生もたくさんお世話になると思います。
改めて、よろしくお願いします。
僕と出会ってくれて、本当にありがとう。
実は、この曲以外にも店内BGMで流しやすいアゲアゲなロックンロール曲やお洒落な曲もつくって勝手にプレゼントしたいな、と画策しています。
いつしか急に送りつけるので、お楽しみに!
今回はあなたレコード初の個人のお客様でした。
ご依頼ありがとうございました!!
またのご依頼お待ちしております。
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