【畑の始め方】4.整備と種まき❷
緒言
いよいよ朝晩が冷え込み、上着や毛布を引っ張り出して来ました。この調子で12月まで暖房なしで耐えられたらいいのですが…それは人間の話。植物は種をつけ…種まきシーズンです!!
それではご覧ください。
※管理場所一覧
・茶庭(家庭菜園用プランターの設置先)
・家庭菜園用プランター
★水耕栽培装置
方法(今回の作業内容)
👞茶庭
・葉先の細い方のモミジの刈り込み、種子回収
・サツキの刈り込み
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刈り込みは人間のスムーズな通行のために行っています。他の木も順次刈り始め、冬の剪定に備えます。
葉先の細いモミジは全体的に葉先が枯れていました。これは今夏の暑さ・枝が密である事による蒸れにやられたのでしょう…今後、枯枝も綺麗に梳いて風通しを良くします。
また、茶庭にはよく見かけるタイプのモミジもあり、種をつけています。この木はのっぽですので、高枝バサミか脚立を探してきます。
👞家庭菜園用プランター
種まき
・ダイコン
植え付け
・自然栽培にんじん葉のニンジン
・ワケギ
・スーパーで買った根つきのネギ
・ゴボウ
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人からワケギの球根を頂いたり、安全で強いにんじん葉を得たりしましたので、これをプランターや土の袋へ植え付けました。
ゴボウは根を深く伸ばす事が重要なので、金の土をそのまま、袋の下の方にいくつか穴を開けて用いました。いわゆる袋栽培ですね。
👞水耕栽培
・実家から持って来た同栽培イチゴ苗の植え付け
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果物の中で一番好きなイチゴを沢山食べたいのです。しかし、土苗に出来ればナメクジとアリと鳥との戦争になり、これの走出枝を水耕栽培装置に入れれば卵で越冬決めたアブラムシとハダニとの戦争になるのです。なので、種からイチゴ苗を作り、走出枝を採って持ち込みました。
この方法は、登録品種だと法律グレーゾーンに突入するのでご注意ください(できた苗を人に譲ると違反です)。品種的に狙ったイチゴが出来るかも分かりませんし、ね。
結果
🌱茶庭
サツキにチューレンジハバチの様なイモムシが発生
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サツキはツツジ科で、だから酸性より土壌が好きだろう…ぐらいしか存じませんが、これまで夫のお祖父様が保っていた刈り込みからはみ出た枝にイモムシが集っており、葉を殆ど齧り尽くしていました。サツキは景観重視で丸く刈る予定でしたので、そのうち刈ります。
なお、チューレンジハバチとはバラを食害するハチ(刺さない)の仲間で、茎に卵を産みつけ、幼虫を放っておくと苗が丸裸になります。まぁつまり、虫に食われ続ける状態とは、その植物が不健康であるという事ですが…
🌱プランター用播種
コリアンダー発芽
ハクサイにショウリョウバッタ
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まだかなと待ち侘びていたコリアンダーも、今や本葉が出て来ました。植え替え用のプランターを探す必要があります。なお、セリ科は根を痛めると生育を著しく損ねるので、そっと植え替えする必要があります。今回は播種床(という名の卵の容器)に種まきしましたが、育て続ける場所への直播きを推奨します。
一方で、ハクサイにショウリョウバッタが1匹、ずっとくっついています。彼らはシソ科を食害する(=アブラナ科は対象外のはずな)ので様子を見ています。
🌱水耕栽培
8苗中2苗生存
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イチゴ苗は湿らせたティッシュと共にジップロックに入れて持ち運び、それから植え付けました。しかし、袋の中と部屋の中では湿度差が著しく、厳しい結果となりました。
イチゴは走出枝(ランナー)で増えるので、空きはレタスを播種して埋める予定です。
📚今宵の学び
今回はプランター方面を中心に作業しましたが、畑作りとは数年かかる作業です。なんせ土の物理性・生物性・化学性を変えようとしているのですから。それに、急激な変化を起こせば生物が保ちません(今年初めの冬が例年よりも寒く、夏が例年よりも大変に暑かった事を思い出してください)。某銀行のCMの如きながーい目で見てください。
今後とも宜しくお願い致します。