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タイプロ最終審査・RUNの感想を1秒ずつ刻みながら述べる

タイプロ視聴者の皆様、ここまでのお努めご苦労様ございました。

ここに至るまでの過程で何度涙を枯らし、鼻水を垂らし、歯を噛み締めて推しの脱落を見送ってきたことでしょう。(特に山根の脱落で軽く鬱状態になったと言っても過言ではない私だった)

かつて世にオーディション番組は幾度となく放たれ、その度に「まじこれ以上オーディション番組はねぇよ、最高だよ」と、都度まるで自分は候補生の親族であるかの如く没入し熱中してきたが、このタイプロ最終審査は過去の私が抱いたことのある数々の感情を超え、言葉では表しきれないほどの感動と素晴らしいパフォーマンスを我々に届けてくれた。脱帽。

全体を通して色々思うことはある(ありすぎる)のだが、本シリーズ集大成となったRUNのパフォーマンスが、私にとっては初めて千と千尋を鑑賞した時と同じくらいの衝撃と感動を受けることになったため(多分大袈裟ではない)、記憶の温かいうちに記録しておきたいと思った次第である。

尚、秒で刻みながら事細かにポイントと感想を述べるためネタバレを含むのはもちろんのこと細かすぎることを先に忠告しておきたいと思います。


前奏

※Netflixタイプロ最終エピソード再生秒数を記載しております

  • 1:02:17
    曲開始早々からロイの彫刻美からスタート。候補生のみのステージでは「圧倒的センター」というタイトルを突きつけられた。拳を前に突きつけたその姿、私はこれをフィギュアにすれば億万長者になれると思った

  • 1:02:19
    カメラが引き他のメンバーが次々と映る、ノア、まさき、しゅ・・・・ん????猪俣女の子みたいに泣いとる??????何なのおまむっちゃ可愛・・・・・・

  • 1:02:22
    ドラムの入りでカメラに抜かれたのはそう、全国民が一度恋に落ちた寺西拓人のちょっと流し目、からの「覚悟」の顔である!!!!!見たことのない表情・・・なんかなんやかんやずっと、ちょっとおちゃらけたり、優しさが滲み出たような表情を目にすることが多かったし、真面目とはいえいわゆる堂本光一先生の言う「抜き」を体現し魅力として表現してきた彼からの、この表情は・・・・・・・・・ンガッッ(何かが喉に詰まる音)

  • 1:02:27
    逆三角フォーメーション、前列7人が振りでかがむと後ろから大天使ガブリエル・ノアが翼(両手)を大きく広げ、アン・ハサウェイみたいな美顔で瞳から涙をこぼしている。これは何、私パリ・オペラ座バレエ団でも見てる??????????

1番AーBメロ

  • 1:02:32 ”夜明けの風に吹かれて どこまでも走り抜けた”
    浜川ロイのソフトなボイスで入る、歌が上手いとかのレベルではなく彼の何一つ飾らない(つまり橋本の髪をかきあげる、みたいな盛れ仕草は一切なく)ただそこに立っているだけでパフォーマンスが成立しており、この人間はこのパートをこの舞台で歌うためにこの世に生を受けたのだと解釈した。なんと驚くべきか他のメンバーは周りでドコドコ動き回っているのにも関わらず、この数秒だけロイの周りの時が止まったかのようである・・・・・・・・・・・君の名は・・・・・?

  • 1:02:40 "確かなことなんてないけど Come back Get back"
    ロイと原が背中を突き合わせハモリを披露するシーンだが私はなぜかここでNOSUKE先生に想いをはせる。リハで先生、おっしゃってた。「ここ結構ガッツリ背中合わせちゃって」って。いいよ。ちゃんと先生のおっしゃってたこと出来てるよ!!!!

  • 1:02:46 ”君の過去も今も未来も 何もかも引っ張り出して”
    ノア(17ちゃい)が泣きじゃくり、腕をぶん回しながらのパフォーマンス、音程なんかもはや関係なく、これはノアの叫びである。そして客席のどこかで我が息子を見守っているであろうアメリカから来日されたご家族。どんな顔をして見ていただろう。どんな想いだっただろう。
    (これは本当聞き流して欲しいんだけどもし親御さんがダンスとか歌とかの先生とかやってたタイプのスパルタ母ちゃんだったら、「ノアあんた泣いてないでしっかりしなさい!!」って言うかもしれない。とか考えてた。多分私の母ちゃんだったら叱られてる)

  • 1:02:52 ”困難な問題も難題も挑んで ここでやめんなやめんなよ”
    寺西拓人の安定感である。ジュニア、数々の舞台で培ってきたスキル、タレント性。この姿を見て誰がリハに参加できていなかったことを予想できるだろうか。グループを確実に引っ張ってくれる、彼の背中に甘えたくなるのも無理はない・・・・・・・・・・・・

  • 1:02:59 ”君がいなきゃ何も始まらない 合わせた手と手掲げろ”
    さあ・・・・・・・・・まず、このパフォーマンスの中で胸打たれたシーントップ3が私の中でもう決まっているのだが、この篠塚はそのうちの一つある。最初の「君がいなきゃ・・・」は正直、彼の不器用さや男臭さ、真面目さが溢れ出した大学生の歌声で、ああ・・・どうだ・・・?と思っていた。矢先。この後。
    「合わせた手と手掲げろ」
    えっ・・・??????????????
    待って。急に甘いヴォイスに安定した音程、余裕を感じさせる笑顔、そして舞台から見て右上、僕の大好きなマエスケそして篠塚の成長を支えてくれた仲間が座っているであろう客席を指さしたのである!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
    「フン。私はまだ篠塚にそこまでハマるほどではない」と高みの見物をしていた私は後ろから何者かに強い力でドンっっっと押され、篠塚沼にものすごい速さで堕とされる。4次審査で「響き渡るメェイセイ、最大するエェイセイ!」とかいう雄叫びを披露した篠塚はもういない。彼の成長は止まらない。ここで確信した、この人は何かを持っているのだ。一般人に成し得ないレベルの可能性を秘めているのだ、、、、、!!!!!(震)

サビ

割愛。
ここに来て1番大事なサビでまさかの割愛。
これはねもうごちゃごちゃ言わずに涙流しながら見てました。以上。

追記:泣きすぎて歌えてない猪俣(口もごもごしてた)、もう可愛いを通り越して橋本環奈に見えてきた。

 Cメロ

  • 1:03:30 ”街は眠る パラパラと変わってく信号機”
    橋本環奈が(猪俣が)、彼氏(本多大夢)との別れ話をしている。これで最後だね。と泣きながら大夢の胸に手を当てる。これはもはやRUNではない。壮大な恋愛映画である。タイタニックである。読者の皆さんは薄々気づき始めているだろうが私はここら辺でもう平常な脳みその機能を失っている

  • 1:03:35 ”誰もいない交差点の中 走り出す 明日に向かっているか?”
    来たよ。これが私の胸打たれたシーントップ3の、もはやこれはトップ1なのだが・・・・・そう、本多大夢が自分の胸に当てられた橋本環奈の手を掴み、腕を引いて抱き寄せた!!!!!!!!!!!!!!!!!!もう一度巻き戻す。もう一度。もう一度・・・・・・・・・・胸きゅんが止まらない!!!!!!!!!!!!!!やってくれたぞ大夢という男!!!!!!!!!!ここで私はめでたく大夢のリアコとなり、予期せぬ『萌え』に悶え死ぬこととなった。
    そして同時にこのシーンを見て私は悟った。大夢はきっとここで夢を掴むことはない。環奈を送り出し、また新たなスタートを走り出すことになるだろう。同じ道じゃないかもしれない。でもどこかで、道は繋がっているから・・・・・・・・・・・・・それでは聴いてください、MISIAで、「明日へ」

  • 1:03:44 ”わからないままの僕ら それでも何かを信じた”
    あの橋本将生がここで涙を見せなかった、というところに私はぐっときた。ノアや猪俣同様、グジャグジャに泣いていてもおかしくないと思ったが、これが将生がこの最終審査で成長した証である。成長。これは事務所がジャニーズという名前で歴史を刻んできた時から共通していることだが、我々ヲタクはアイドルがかっこいいから、可愛いから、ただ愛でているのではない。彼らが時折見せる『成長』があるから、それを見届けたいから、汗水垂らして稼いだお金を注ぎ込み、応援するのである。その価値があるのである。

ラスサビ

  • 1:03:58 ”感じてるんだろう?感じてなきゃダメ 痛みに気づかないふりをするな”
    タイプロ視聴者アンケートを取れば間違いなく1位となるのがこのシーン、寺西・原がステージ中心でハイタッチをしてから背中を合わせ、この歌詞を我々の胸に切り刻むシーンである。このハイタッチ。共に、何十年もの辛い日々を乗り越えてきた、『寺原』。寺原というワードが多分「山P」くらいの浸透率で世に知れ渡ってると信じてる。熱すぎる。
    タイプロはいわば、全世界の人間がこの2人を応援してきたストーリーである。もう気持ちが高ぶっちゃって言葉が何も出てこない。

  • 大サビ最後 全員
    一人一人の表情がカメラに抜かれる。
    泣いてる。みんな泣いている。
    テラも泣いてる。将生くんもこの時はもうぐしゃぐしゃに泣いてる。
    私も泣いてる。洪水が起きてる。もう鼻水で息ができない。
    横で旦那がドン引きしてる。

そして曲が終わり、旧timeleszのお三方の顔が映る。
綺麗に瞳を潤す風磨と勝利、そして女優さんみたいな泣き方してる聡ちゃん。



改めてこんな感動を我々ファンに届けてくれてありがとう。結果がどうであれ、このRUNのパフォーマンスを見られたということだけで、私はこの人生に悔いはないです。

そしてこんな前代未聞なことを提案し、ここまで形にしてきた菊池風磨をはじめとする関係者の皆様にあっぱれ。世間にどう叩かれようと私はファンの一人として全力で応援したいと思います。


以上


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