各消防設備点検方法マニュアル【初心者・中級者向け】
消火器や屋内消火栓設備、誘導灯などの消防設備の点検方法のマニュアルを作成しました。
消防設備士として防災会社に勤めている私が
点検の現場で学んだことをメモしまとめたものになります。
そのため、消防設備点検者としての目線から、
各消防設備の点検方法について記載しています。
※マニュアルを購入してしていただくと、
本文の続きに書かれたマニュアル内容を最後まで閲覧することができます。
また、マニュアルのpdfデータもダウンロード可能になります。
(pdfデータには本文よりも画像が豊富にあります)
更新情報
マニュアルをver2にアップデートしました。
それに伴い更新、追加された内容↓
こんな方におすすめ
このnoteをおすすめできる方は
消防設備士として消防設備の点検をする業務を行っているが、
経験が浅いので点検についてもっと知りたい方ビルメンテナンスなど建物管理の仕事をしていて、設置されている消防設備の点検が出来るようになりたい方
普段は別の仕事をしていて、消防設備点検のアルバイトしたいので点検方法を知りたい方
消防設備士としてある程度の年数を経験したが、初心者レベルから中級者レベルにステップアップしたい方
これらの方に読んでもらえると、設備の点検方法について知ることができ
技術として身に付くようになると思います。
記載内容
消防設備点検の作業員としての動き方
各設備で点検する項目、箇所
消防設備の具体的なプロフィール
を記載しています。
記載している消防設備
マニュアルに記載した消防設備の一覧です。
(私が現場で点検しているので、随時内容は追加更新されます)
消火器具(外観点検、機能点検)
屋内消火栓設備(ポンプ性能試験、ポンプ起動、放水)
スプリンクラー設備(アラーム、放水)
泡消火設備
不活性ガス消火設備
自動火災報知設備(感知器、受信機、発信機)
ガス漏れ火災報知設備
消防機関へ通報する装置(火災通報装置)
誘導灯
避難器具(避難梯子、緩降機)
連結送水管
非常警報設備
非常放送設備
排煙設備
防火排煙他設備(防火戸、防火シャッター、防火ダンパー、防火垂れ壁)
火炎伝送防止用自動消火設備(フード消火)
自家発電設備
蓄電池設備
消防用水
部屋内点検(部屋への入り方、外部試験機)
マニュアルデータサンプル
この様にテキストベースで画像が差し込まれています。
それでは『各消防設備点検方法マニュアル』の本編になります。↓↓
各消防設備点検方法マニュアル
〇点検全般の約束事
・物件の壁や天井、置いてる物を触らない、当たらないようにする。
・お客さんや通行人の方がいたら、そちらを優先して邪魔しない。(作業を止める、作業していることを伝える)
※クレームにつながるので注意する。
・不良かどうか分からない時は写真を撮ってリーダーに確認。
(写真は基本的に横向きで斜めから撮る。アップと引きの写真を撮る)
〇消火器具
■外観点検方法
・製造番号(下三桁)確認して点検表に記入
・製造年を見て、期限が切れていないか確認する。
・指示圧力計が緑の範囲を指しているか
・安全栓正しく差さっているか
・封シールが外れていないか
・ホースの先端に薬剤が出てないか、詰まりがないか
・外形(底にも)に破損、錆などないか
・埃を落とす(刷毛、ウエスどちらかで)
・逆さにして薬剤を動かす(振ってもいい)
・点検シール貼る
・消火器の外箱がある時は外箱に破損変形がないか確認する。
・消火器表示板に破損、字が薄れていないか確認する。(破損などしていれば新しいものを設置する)
※油汚れなどひどい場合はマジックリンを漬けて拭くととれる。
どうしても汚れが取れない場合は点検シール部分だけでもしっかりと清掃してシールを貼る。
※自分の中で順番を予め決めておく(点検漏れを防ぐため)
二人で点検の際は製造番号を先に伝える
※消火器を持つ時は下のレバーを必ず持つ(上のレバーを握ると放射してしまう)
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