【第76回 正倉院展】見どころと音声ガイドをご紹介します
皆さん、こんにちは。
アートアンドパートnote編集部です。
足早な秋をどう過ごされていますか?
今回は、奈良国立博物館で開催中の「第76回正倉院展」音声ガイドについてのご紹介です。
1300年近くの時を超えて守られ続けてきた「正倉院宝物」については、歴史の授業などでも聞いたことがある!という方も多いでしょうね。
それらの宝物には、ガラスや金属または螺鈿、象牙といった貴重な素材を贅沢に用いた品の他、保存が難しい織物や木、紙などの資料も多数含まれています。正倉院宝物は日本だけでなく、奇跡的に現代まで残った世界の宝、ともいうべき存在なのです。
この正倉院宝物を公開する「正倉院展」が最初に行われたのは、昭和21年、1946年の秋。
それ以来正倉院展は続けられ、今年は実に76回目となります。
今年は、ガラスで作られた愛らしい装飾品「碧瑠璃魚形」などや、艶やかな七宝で飾られた鏡「黄金瑠璃鈿背十二稜鏡」が目を引くほか、聖武天皇が実際にお使いになったという肘置き「紫地鳳形錦御軾」なども見逃せません。
日本語音声ガイドは、宝物の魅力や歴史的背景を分かりやすく紐解く「一般版」、キャラクターたちの楽しい会話劇でお届けする「ビギナーズ版」の2種類をご用意いたしました。
展覧会場での機材のお貸出しに加え、音声ガイドアプリ「ImuT」(いつでもミュージアム・トーク)でもただいま配信中。
一般版ガイドのご出演は、声優の能登麻美子さんです。
アニメ『君に届け』(黒沼爽子)、『地獄少女』(閻魔あい)など、様々な印象的な役柄を演じて来られた能登さんの解説は、たおやかなお声と落ち着いた語りの魅力たっぷり。
正倉院宝物の美しさ、貴重さ、その裏にある歴史を丁寧にご案内します。
ビギナーズ版ガイドは、好奇心いっぱいの倉太くんと正子さん、二人に正倉院の秘密を教える東大寺博士の3人の会話劇で巡る、大人もお子様も楽しめるバージョン。一部、宝物に関するクイズを楽しめるトラックもご用意しています。山本翔太さん(東大寺博士)、松下真緒さん(正子さん)、高本めぐみさん(倉太くん)の軽快な会話をお楽しみください。
音声ガイドアプリの配信は12月15日までとなっているので、期限まで何度でも、宝物の画像つきで、解説をお楽しみいただけます。
公式ホームページの他、こちらのアドレスからもダウンロードいただけます。どうぞお見逃しなく。
https://play.google.com/store/apps/details?id=fr.orpheo.iconavi&hl=ja&gl=US&pli=1
※ お使いのOSのバージョンによって、ダウンロードできない場合があります。
※ 展覧会場でお使いの場合は、ヘッドホンまたはイヤホンをお使いください。(会場ではスマホ用イヤホンの貸し出しを行っておりません。)
-----------------------------------------------------------------------
【展覧会概要】
第76回 正倉院展
会場:奈良国立博物館
会期:2023年10月26日(土)~ 11月11日(日)
公式HP:https://shosoin-ten.jp/
言語:日本語、English、中文、한국어
※聴覚のご不自由なお客様へ、文字原稿の貸出を行います。
※音声ガイドアプリの配信期限は、2024年12月15日までとなります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?