薬師寺東塔建立 (730年4月20日 [天平2年3月29日])
薬師寺東塔(三重塔 国宝 「古都奈良の文化財」として世界遺産)建立 (730年4月20日 [天平2年3月29日])。
六重の塔に見えますが、引っ込んだ屋根は「裳階」(もこし) と呼ばれる、
(庇 [ひさし] のごとく) 接合された部分で、
身舎 (もや) と呼ばれる建築本体の部分を直接に支えてないそうです。
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[ 上の記事の引用 ]
『町田甲一は [ 以前の記事 (※) で述べた通り ] 、いま平城の薬師寺にある仏像に関しては「白鳳説」を否定し「天平説」を強く主張し、
建築に関しても平城の薬師寺に残る東塔 [国宝] を藤原京の初代薬師寺からの移建で無いとする「非移建」、730年の平城京での新規造立説を主張し [これは近年の年輪年代法でも確定しました。] 、
藤原京の本薬師寺 (言わば初代・薬師寺) と平城の今ある薬師寺の東西両塔の礎石に見られる平面が酷似している点に関しては、白鳳の本薬師寺の建築が残っていないので今の薬師寺東塔が「白鳳様式」であるか 「天平様式」であるのかが分からないというスタンスを取っており、
これら町田説へのトータルな反駁は今なお成されていない印象があります。』
※ 「薬師寺の金銅仏に感じる若干の不思議」 https://note.com/artandmovie/n/nb5d8369c5812
🔍 薬師寺公式ページ「東塔」