アロイス・リーグル Alois Riegl (1858年-1905年) の誕生日 (1月14日) 墺 美術史家
アロイス・リーグル Alois Riegl (1858年1月14日-1905年6月17日) オーストリアの美術史家。主著「様式論」Stilfragen : Grundlegungen zu einer Geschichte der Ornamentik 1893年 (ドイツ語).
アロイス・リーグルと、後進に当たる
ハインリヒ・ヴェルフリン Heinrich Wölfflin (1864年-1945年 スイスの美術史家 。主著「美術史の基礎概念」Kunstgeschichtliche Grundbegriffe [1915年 ドイツ語] ) 、
ヴィルヘルム・ヴォリンガー Wilhelm Worringer (1881年-1965年 ドイツの美学者。主著「抽象と感情移入」 Abstraktion und Einfühlung [1908年 ドイツ語]) とが、
客観的な様式論 (様式 / Stil [ドイツ語], Style [英語]) に基づく、近代美術史学・美学を確立した美術史家 (ウィーン学派) として名を挙げられます。
ネットを見ると (数年前はこの御三方のデータが殆ど見当たりませんでした。)
リーグルが述べた内的衝動「芸術意思」Kunstwollen (独) の観点が多く述べられていますが
例えばヴェルフリンは、芸術の表象での視覚的な展開論に留めているとのことですし、
美術史の基礎として重要なのは (アロイス・リーグルの「様式論」での文様の分析等を契機とした)
「様式」の客観化であろうと思います。
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🔍 Wikipedia (ドイツ語版) 「アロイス・リーグル 作品リスト
[ Veröffentlichungen (Auswahl) / 出版物 (選集) ]」
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(22年1月更新)
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