チェスター・コンクリン Chester Conklin (1886年-1971年) の誕生日 (1月11日) 米 俳優・コメディアン
チェスター・コンクリン Chester Conklin (1886年1月11日 - 1971年10月11日) アメリカの俳優・コメディアン・脚本家
ヴォードヴィルの舞台演劇でセイウチに似た口髭のキャラクター「ウォルラス氏」を持ち役とし、
1912年にマック・セネットの映画会社キーストン社にキーストン・コップスのメンバーとして入り、翌1913年から映画出演。
🔍 James Finlayson biography Tweet キーストン・コップスのメンバー (一部)。左からジェームズ・フィンレイスン、チェスター・コンクリン、マック・スウェイン、クライド・クック、フォード・スターリング (署長役 [2代目])、ボビー・ヴァーノン、ハンク・マン。
キーストン社1914年2月公開のチャールズ・チャップリン初出演映画「成功争い」(ヘンリー・レアマン監督主演) にも警官等の役で出演。
(私が調べたところでは) 映画で彼の持ちネタ「ウォルラス氏」が見られるのは、
1914年10月公開のチャールズ・チャップリン監督主演の短編映画「アルコール自動車競争の巻」 (「アルコール先生自動車競争の巻」) から。
「アルコール先生」とは、日本での出演映画紹介当初のチャップリンの異名。
メーベル・ノーマンド演じるヒロインの恋人役で、ラストは無実の罪で捕まり、ヒロインはチャップリン演じる主人公と仲良くなります。
この映画には (1915年頃から「ウォルラス氏」とのコンビ出演の映画で売り出す
髭の大男)「アンブローズ氏」が持ち役のマック・スウェイン (コンクリンと同じく、キーストン・コップスのメンバー、チャップリン映画のバイプレーヤーでもある)
も、アンブローズの扮装で出演しています (チャップリンの相棒役)。
🔍 IMDb (Internet Movie Database) 記事 「アルコール自動車競争の巻」
("Photos" の1枚目がウォルラス氏役のチェスター・コンクリン。4枚目の右端がアンブローズ氏役のマック・スウェイン。)
その後もコンクリンはチャップリン監督映画に印象的な場面での出演を続ける一方、コメディ以外の映画にも多数脇役で出演しました。
映画史に残る著名な作品が多いのが特徴的だと感じます。
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🔍🎞 チャーリー・チャップリン公式Twitterアカウント (日本チャップリン協会がReTweet) のTweet.「モダン・タイムス」(1936年米映画。チャールズ・チャップリン監督主演) のチェスター・コンクリン (工場の親方役) とチャールズ・チャップリン (工員役) 共演の工場シーン。
🔍🎞 チャーリー・チャップリン公式YouTubeChannel (上Tweetのリンク先 [同じ動画]) 「モダン・タイムス」の工場シーン
🔍 Netflix France 公式Tweet ( Charlie Chaplin 公式がRetweet )
「モダン・タイムス」のチェスター・コンクリン (左) とチャールズ・チャップリン
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🔍🎞 チャーリー・チャップリン公式Tweet.「チャップリンの独裁者」(1940年米映画。チャールズ・チャップリン監督主演) で、「ハンガリー舞曲」(ブラームス編) に合わせてチェスター・コンクリン演じる客の髭を、チャールズ・チャップリン演じる床屋 (独裁者ヒンケルとの二役) が剃る場面。
🔍 🎞 チャーリー・チャップリン公式YouTubeChannel (上Tweetのリンク先 [同じ動画]) 「チャップリンの独裁者」の床屋シーン。コンクリンの脅えるリアクションも的確で良いですね。本当に剃ってるんでしょうか。ヘアエプロンの外し方 (1分56秒目) がとても早いと思いませんか。スタッフが受け取ってるんですかね。
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🔍 IMDb 「チェスター・コンクリン」
(18日訂正 [IMDB (International…)→IMDB (Internet…)])