『遺言で叶えられた、ターナーとロランの絵が4枚飾られた展示室』【美術品と来歴を探求するシリーズ1】
海外の美術館のサイトを見ると、作品紹介に”来歴”(英語ではProvenance)が書かれています。
来歴とは作品が誕生してから現在に至るまでの旅の軌跡。注文主、オークション、コレクターやギャラリーなど、どんな人々の手によって大切にされ、時には国境を越え、盗難や破壊などの影響を受け、文化や時代を超えて受け継がれてきたのかを教えてくれます。
美術品がただの物体ではなく、生きた歴史を持つ宝物であることを思い出させてくれて私を魅了します。
作品そのものと同じくらい来歴に惹かれる