肇は「チョウ」と「ジョウ」と読むのか(恵那院肇の話)
こんにちは、みなえです。
今回は大好きな漫画『超巡!超条先輩』の話をします。
ウィクショナリーの信頼性は置いておいて、ひとまずこちらをご覧ください。(チョウでもジョウでも読む単語あるっぽいし大丈夫かなと)
(2024/11/6 19:12追加)
ウィクショナリー疑ってごめんなさい。紙の辞典めくったらちゃんと載ってました。
最下部に参考文献として掲載します。
(追記ここまで)
『超巡!超条先輩』に登場する「恵那院肇(けいないんはじめ)」くんにつきまして、初登場は第6話(2024年3月18日発売号)と初めの方から出ているにも関わらず、先日(2024年11月1日)発売のコミックス3巻にてようやく下の名前が明かされました。
つまり、それまでは「恵那院」という名字以上の情報は無く、一読者からするとキャラとして馴染みはありますが、お名前を知りたてのちょっと気恥ずかしい時期なのであります。だからどうした。
と言うわけで、なるべく私は「恵那院肇」くんと呼んで、名前を忘れまいとしています。漢字の書き取り練習もしてます。FLで書き間違えたくないので。
自分語りも含めましたが、上記の経緯により、最近名前が明かされたキャラということです。
普段キャラの名前を調べはしていないのですが、恵那院くんの上司である「犬養由基」の名前の由来は、弓の名手である春秋時代の楚の武将「養由基」から来ているということで(コミックス2巻参照)、恵那院くんも何かしらの由来があると思い、武将には詳しくないのですがせっかく明かされた「肇」という名の漢字からまず調べてみようと思った次第です。
「肇」という漢字が、「チョウ」とも「ジョウ」とも読めるとは思いもよらず驚きました。
こじつけかもしれませんが、「超条」巡との過去を引きずる犬養警視と組む人のお名前として、これ以上ないものだと思います。
肝要なのは、「チョウ」とも「ジョウ」とも読める上で、「ハジメ」という読みであることだと思います。いや、恵那院くんのお名前語るのに犬養警視をひっかけてばかりで申し訳ないなと…。
名前の読み通り、物事を始める、開始する、という前向きなお名前で素敵だと思います。
…うん、やっぱりまたもや犬養警視絡めるけど、「巡」を引きずり抜け出せなくなった循環から、新たに犬養警視の人生を「始める」キーパーソンなのではないかと。超条巡との何もかもをリセットして0からリスタートというよりは、今までを踏まえた上で新たな方向へ舵を切ってくれる人なのかなと。
少なくとも現時点(第37話)までにおいて、犬養警視が警視として活躍できているのは、本人の力量もあれど、恵那院くんの支える力があってこそでしょう。桜祭り回のような杞憂もあれど、むしろそれもよくサポートしている証なのではないでしょうか。
恵那院くんが居なかったら、単独でΩ化して誰の手も付けられなかったかも。
色々書き連ねましたが、カッコつけてそういう名詞と割り切らないと恥ずかしくて「恵那院肇」くんと呼べない。これからも恵那院くんと呼びましょう。
カバー画像は、いつも適当にFLの封筒にしていましたが、今回はたまたま昨日質問コーナーのハガキに恵那院くんのファンアートを描いていたので。16タイプ診断結果のイラスト風。
参考文献
鎌田正・米山寅太郎(2011)漢語林(第二版).大修館書店.
おわり。
ここまで読んでくださりありがとうございました。またお目にかかることがありましたら、よろしくお願いいたします。
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