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【Vol.3】奏刊 Art of Acoustic アトリエマガジン


奏刊 Atelier Art of Acoustic マガジン🎸

ギターアーティスト・作曲家・指導者 倉前太郎の日々の芸術・創作・指導記や。
楽曲作品のリリース、アコースティック・コンサートのご案内を掲載してまいります。

毎週1刊行してまいります。

【Vol.3】どうぞよろしくお願いいたします!



●やわらかな鉄弦の響

作品展レコーディング創作記です。

2023下半期はレコーディング・シーズンですが。オールマホガニーの木で作られた珍しい楽器。
絶版となりレアギターとなりました。


コンデンサーマイクで録音すると、とてもやわらかい音色がひろがり、木の音色が録れています。


音楽の不思議で曲のKeyによっては、更に気持ちよく響き、左手のフィンガリングが流麗に流れて「気持ちいい~」と、素晴らしい鉄弦の魔法の力であります。


今年の年末には一つ作品展の母体がオープンされていると思いますが、
録音された生の原音をプレイバックしながら「うん、これはよい作品展になるな」と、
また豊かに華やかに芸術家人生が、Acoustic Art Gardenが広がってゆく情景が見えました。



●ナイロン弦ギターの音色創り

こちらも更に昔の絶版のレアギター。

国産の90s'のよい時代のナイロン弦ギターです。
エレガットでのレコーディングやコンサートへ向けての生音とPAやアンプでの出音チェック!


新しく発掘した弦に張り替えると、水のように透き通る、クリスタルの一音一音のまわりが、ふわっと、丸いやわらかい音の膜で覆われているような。

そんなイメージの音色と音楽へ近づいて来ました。


「透明感のある音色」と好評の日もあれば、部屋が変わると「丸く太い温かみこある、やわらかいトーン」というご感想も!

Acoustic DuoやTrioはもちろんの事、伴奏や、ソロギターの独奏でも映える音色で、これは万能感。


楽器のよさ、特徴を活かしたセッティングや、弦のチョイス、奏で方。
色彩と情緒を奏でる、この楽器のよさや、持っている力がようやくわかってきました。

ナイロン弦ギター部門での、コンサートやレコーディングと、これからバリバリと出番を増やして行きたいと思います。



●開拓者 Pioneer

東京生活も今年で20周年。
北海道で生まれ育った18年を越える時が経ちました。

そんな私ですが、不思議と20周年の今年は一周回り、18歳の頃の自分に戻ったような感覚です。


初志は何も変わらず、イメージしてきた「アコースティック・ギターの芸術」への、音楽や技術や知恵、人生経験や知見を、この20年で得る事が出来ました。

そして、一周回って道産子の"自然体"な自分に戻りました。
そう、私は道民だったのでした。


いつの時代も私の生き方とスタイルは「開拓者」で「Pioneer (パイオニア)」であります。
思えば学生時代、そしてプロと、どのカテゴリーでも自分らしく道を切り開いてきました。

つくづく道民、パイオニア、フロンティア・スピリットだったのだなぁ、と腑に落ちました。
根っからの開拓者だったのです。


みなさんとの対話で大切な事に気がつかせて頂きました。
「こんな生き方や考え方もあるんだよ」と音と作品展と、背中で語って行ければと思います。


これからも道なき道をゆく。
fantasticなAcoustic Art Gardenを開拓、創り奏でてまいります。 



●アート鑑賞

音楽の世界以外のところから、自身の作曲や演奏スタイル、音楽に繋がる、感性やセンスを頂いております。
特にアートやクラフトやアカデミックなものから「これはステキだなぁ」と、生の感動を頂きます。


写真は銀座のアートスペースで行われた、700作品の絵画展。絵画教室の生徒さんの作品です。

その中でも光り輝いていた素晴らしい一枚の絵を見て「光と川の流れる街」という曲を描きたくなりました。


こちらはアトリエマガジンにも綴りましたが、本当に楽しくまた来年も訪れようと思います。


また銀座は歩いているとアートスペースや個展、芸術鑑賞に遭遇することができて、たまに散歩に行くようにしています。

またどことなく札幌に似ているので、綺麗で落ち着き(碁盤の目?)、空気感と言いますか、
知性を感じる道行く人々の模様など、レトロとモダンが融合する歴史あるとても好きな街です。



●日曜日レッスン室

大人気の宮地楽器 イーアス高尾センターの日曜日レッスン。広いお部屋に移動になりました。
YAMAHAエレクトーンのレッスンルームですので、とても広く快適になりました。


ホワイトボードも大型のものを常設頂き、ピンクを基調としたレッスン室は、またフレッシュな気持ちでレッスンに伺っています。


イーアス高尾センターのレッスンは、朝出発になりますので、山が近い朝の景色と空気を味わいながら、パン屋さんに立ち寄り、美味しいパンを頬張りながら、ギターレッスンの仕事に向かう「なかなか幸せだよなぁ」と。


宮地楽器の各地のレッスンの帰り道も充実の一日を終えた心地よい空気感が好きで、一つ心がホッとする一時。
日々みなさまに感謝しながらのレッスンライフであります。
いつもありがとうございます。



●奏刊

Atelier Art of Acoustic マガジン
創刊から"奏刊"へ。

「創」も「奏」も好きな言葉ですが、
ふと、創刊という文字を眺めていると、「奏に変えると、、」と閃き!
音楽の読み物マガジンとして、らしくてよいかなと思いました。

何事も自由と創造、発想を持って創り上げる、そんな遊び心を大切に😊



新緑の五月もあっという間の時間でした。またこのギター芸術家活動と共に四季折々の風景をまた綴ってまいります。

今週もありがとうございました!






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