Googleクチコミで医療機関がハイエナにたかられている件について
顧客との雑談の中でGoogleの口コミ対策の相談はよく受けます。結構死活問題なんです、これ。真面目な人ほど心ない口コミに悩み、心を消費しています。その隙間をついて悪徳業者がたかりまくってくるんですが、ついにその問題が報道されました。↓↓
1件50万で400件受注?2億円以上の売り上げ。うち7割は医療機関だからお医者さんは1億4000万以上が詐欺られたんですね💦
たかる方が100%悪いのですが、こんな業者に引っかかる方も100%責任がないとは私は思いません😖
情報収集のアンテナを下げたものから食い物にされていきます。
上流の戦略をデザイン・遂行していく際に口コミなど極めて矮小な課題です。自分の経験を基に心の対策を1000文字程度でまとめてみました。
(*よくある、クチコミ対策について!という内容ではありません)
特典で利用者にクチコミを書かせてはいけない
サービス業だと金券だとかポイントを付与して良い口コミを書いてもらおうとする施設が多いです。しかし、Googleのコンテンツポリシーに「クチコミの謝礼としてお金を渡したり、受け取ったりしないでください」と明文化されています。(2021年8月22日時点)
うっかりバレるとアカウント停止の罰則があります。バレるケースは「クーポンをもらったので書き込みします💖」という口コミを書かれた時のようです。なんという本末転倒・・・
疑わしい業者のコンタクトは全て無視
冒頭に述べた通りです。カモにならないでください。1つの被害がまた複数の被害の連鎖に繋がります。悪事には悪事の才覚に長けた人間がいます。あらゆる手法をつかって営業メールがくるでしょうが、全て無視してください。救いの神は営業なんてかけてきません。
Google口コミはユーザーがサービスを選択する時に素晴らしい参考指標になりますが、今回の報道のようにデメリットが生じる時もあります。これはあらゆる事業サービスにつきもののリスクと思います。利便性に長けたもの・画期的なものを創り上げた際には少なからず歪みが発生します。そしてその歪みを狙って悪徳業者が営業をかけてきます。大事なことはそこで引っかからないこと。
そのうち、Google先生が対処してくれますって😁
クチコミは無視してはいけない
「気にするな」と言っておきながら矛盾しますが、「無視してもだめですよ。お客さんの声は常に耳に傾けましょう。」ということです。東芝クレーマー事件とかもう覚えてる人も少ないでしょうか。顧客対応の横柄さが大企業の業績さえも揺るがしかねません。
「経営課題を他責にするな、常に自責で考えろ。」と著名経営者はよく言いますが、私は「メンタル病まない範囲で自責の人であれ」と考えてます。
良い意見も、悪い意見も意味があっての記述のはず。アクセルとブレーキを使い分けてクチコミ意識をもちましょう。
Googleクチコミ対策を謳っている手法は結局・・・
肝心の業者がいってくる対策手法ですが、結局はこれだけです。
「Googleビジネスアカウントを一回リセット」
↓
「良いやらせ口コミをその業者が複数アカウントで書く」
↓
全工程完了💖
(たまにSNS連携などで提案をしてくるが、基本意味なし)
上記です。小学生でもできるITスキルです。
真偽はわかりませんが、業者が星一つのクチコミを書いて不安感を増長させてから営業をかけるというようなマニュアルがあるとも噂されています。大切な情報提供の場が不健全になっていることに憤りを感じます。
まとめ: こんなことで頭悩ませるのやめましょう
本日の結論です。こんなつまらないことに頭脳労働するのやめましょう。
しっかりと洗練されたサービス・製品提供をしていれば悪質書き込みは大河の一滴にすぎません。
いつの時代も正攻法が最大のストロングスタイルですよね〜♬
医療機関はその特性上どうしてもクチコミの影響を受けやすい業種です。
クチコミを記載する方も読む方も、しっかりとその記述が事実かどうかを自身で咀嚼して判断をしてください😁
KCC