完全リモートワークは非効率だという見解がグローバルコンセンサスになりそう
先日(2021年9月13日)、Microsoft社から自社社員6万人超を対象としたリモートワークに対する社会実験結果が発表されました。
これで現段階におけるGAFAMのリモートワーク見解が揃ったので、まとめてみました☺️めちゃ短めですが、備忘録程度に。
2021年8月11日。社員がフルタイムで在宅勤務をしている場合、25%もの賃金がカットされる可能性あると発表。すなわち、フルタイムで在宅勤務が生み出す会社へのバリューは25%減であることを示している。
Apple
2021年9月から週3回は出社して下さいと表明。チームごとの采配に委ねる、という見解も出しているが、これは体裁上の問題で「家族と自分と同様にAppleも大事にしろ」というメッセージでしょうね。
オフィスが2021年10月には全面的に再開される予定。リモートワークは認めますよ。けど、リモート勤務の許可を得ていない従業員は、就業時間の半分以上は出社しましょうとのこと。
Amazon
「週3以上はオフィスで勤務してください。」と指示をだし、これはAmazonの基本であるオフィス中心のカルチャーに戻すことを意図している。2021年9月7日からオフィス再開。
Microsoft
6万人の従業員調べた結果、リモートワークは組織内のサイコロ化を進めてしまいます。質・量が劣る非同期コミュニケーション増加(チャット等によるサボり・だべり)。労働者のアウトプットに長期的に悪影響の恐れあることを警鐘した。
まとめ
世界をリードするGAFAM。理論上ではリモートワークができる業務内容の企業でありながら、やはり「半分以上は出社してくれ。」という動きが共通の見解・指示内容になってきました。もちろん今後の感染状況の拡大・収束にもよると思いますが。
リモートワークは総合的にはサボる・ダレるっという結論で良さそうです。
世界のエリート集団も在宅だと生産性下がるって、なんだか親近感がもてました😁
これはある意味で、組織に所属する(監視される)ということが、目に見えないメリットがあるということを示し、興味深いですね。
KCC