Instagramで症例写真のハッシュタグが無効化される件について
久しぶりの備忘録になりました。
本日のテーマですが、掲題の通りです。
ちょっとだけ困ったことになりました。
医療における症例写真の提示はインスタグラムの場が使用されることが数年前からごくごく当たり前になっています。特に自由診療の世界では非常に盛況です。(美容医療、矯正歯科など)
医療に関わらず、自社のケーススタディをビジュアルで開示し、信頼を得るいうことは非常に重要なことであり、ユーザーへのリーチのしやすさから症例写真とインスタグラムの相性は抜群に良いのは周知の事実です。
しかし、2021年末くらいからインスタグラムのルールが一部変わりました。
特定の症例写真につけたハッシュタグが全て無効化されるようになっています。
無効化される症例写真の特徴としてはシンプルで以下のものが該当します。
・モザイクやボカシがはいっている(主に目線など)
・トリミング部分が多い
✳︎上記でもハッシュタグが有効になっている場合があるが、レアケース。
美容外科などは基本的に目線にモザイクやボカシをいれるのがデフォルトなので、このルールでは非常に厳しいものがあります。
一方で審美歯科や腕などの皮膚疾患に関してはモザイクを入れる必要がないので症例写真のハッシュタグは有効化されたままのものが多いです。
ハッシュタグが無効化されるということはリーチできる人が少なくなるということ。アカウントをフォローしてくれているユーザーベースにしか届かないのでその効果は限定的になるともいえます。
インスタグラムのAIアルゴリズムが今後どう変わるか次第ですが、現状として症例写真をInstagramで活用されている医療機関はご注意ください。
KCC