初の主催ライブを終えて、振り返ってみた話
3月20日(日)に主催したお笑いライブが無事終わりました。
ただの会社員がお笑いライブを企画して、MCをやった…という、冷静に考えてみると不思議で、有意義で、貴重な時間だったので、ちょっと振り返ってみます。
ライブ、すごいことになった。
企画から2ヶ月弱。あっという間に主催したライブが終わってしまいました。会場を押さえて、周りを巻き込んで、空回りして。準備を進めていきました。
未所属・地下芸人のクオリティじゃない…
前の記事にも書かせて頂いたのですが、今回の目標は、これから売れるであろう芸人の「青田買い」そして、売れているかのように振る舞うライブでした。
橋本さんにお願いして、気づいたらこんなすごいチラシまで出来上がっていました。
そして、ブロマイド付きのチケットも販売させて頂きました。
サイン付きブロマイドも購入いただけました❤︎
コンテンツについて
大好きな同期の芸人たちを多くの人に知ってもらいたかったので、MCが紹介する場面を設けたかったです。あと、私自身見に行くライブのコーナーや平場で、芸人さんのことが好きになったりすることが多いので、人となりが分かるようなコーナー企画を設けたいと思っていました。
コーナー企画をやりたくて始めたライブだったはずなのに、コーナーが大切と思いすぎて、もう考えるのが嫌になってしまって、あと回しになっていました。
香盤も台本もぜんぜん進まない。自分から始めたはずなのに「やらなきゃ」「はあ…」と義務感に苛まれ、1週間前に橋本さんと待ち合わせて、喋りながら形にして、香盤をまとめて…という感じで何とか5日前に香盤完成。最後の1週間は2月に転職したのですが、恐らくストレスも相まって発熱。pcrを受けたり…とバタバタの中、3日前に台本完成。
コンビ・芸人紹介のパート
試みの一つ目。大好きなytv漫才新人賞の千鳥さんやアインシュタインさんが選考会でコンビの最近あったことや本番への意気込みなどを紹介する場面があり、参考にさせていただきました!
相方の橋本さんが、本業のデザイナーの底力で作成してくれた超かっこいいパネル。(みんなネタパレみたいっていうけど©️ytvです笑)
コーナー企画について
そして、コーナー企画のコンテンツはめちゃくちゃ悩みました。ということで、こちらも大好きな「千原ジュニアの座王」をオマージュさせて頂きました。
1つめのコーナー企画は「大喜利選手権」
目があったお客様にカードを1枚引いて頂いて、お題を決めました。
今回は「こんな花見はいやだ、どんな花見?」
2つ目のコーナー企画は「歌に歌詞をつけまshow」
ということで、流した曲に芸人さんに即興で歌詞をつけてもらいました。
リハでこの曲やります!と練習してから、本番は曲を変えたので、芸人さんの瞬発力が光っていました☆
各コーナー勝ち抜きのメンバーで3つ目のコーナー企画は「1分トーク」
らこめでぃ藤井くんが優勝!お客さんからの温かい眼差しと大きな拍手が賞品として授与されました(笑)
ライブ中の写真はTCC の先輩であるイカタスさんが撮ってくださり、最後には差し入れまで…本当に嬉しいです!ありがとうございました!!
振り返ってみて
学校も告知してくれていて本当にびっくりしました!
イライラすることもあったし、当日はもちろんバタバタでしたし汗流して頑張ってましたが、「はあ、終わった…」でもなく「あ、終わっちゃった」って感じがしてます。圧倒的達成感という感じでもなく、通過した感じ。虚無感でもなく、なんか過ぎ去った感じ(2回同じこと言ってるだけですな)
『なんだろうこの気持ちは?』と思っていたけど、理由は2つある気がします。
1つ目は「たぶん単純に、素直に楽しかったから」
2つ目は焦っていたけど「周りの人がめちゃめちゃ信頼できたから」なんだと思います。裏方の段取りをスムーズにしてくれた橋本さん、SEを使いこなすアンさん、光の魔術師岡島さん、SEの人見さん。は、もちろんですが、芸人コースの面々も、音響の指示出し・アドバイスをしてくれたり、どんなお題を出しても面白くしてくれるだろう…と大船に乗ったつもりでMCもやらせてもらいました。
正直、お客様からお金は頂いていますけど、めちゃめちゃ楽しかった。
裏になってみて初めて芸人さんが舞台袖でめちゃ笑っている気持ちもわかりました。ナチュラルに面白いんだけど、なんか一緒に舞台を作っているあの感じ!
改めて、足を運んで下さったお客様・同期の芸人さん・スタッフのおじさん、橋本さん、本当にありがとうございました。自分のやってみたいをアウトプットして、実現できて本当に嬉しいです。
TCCに通う前は、こんなにお笑い好きになると思っていなかったし、ライブを主催するなんて夢にも思っていなかったです。自分の一歩の大きさに驚き。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?