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就労支援事業所の集客問題:マーケティング視点で考えてみましょう!

お客様の事業所へ定期訪問に伺った際に、
お悩み相談を受けました。

「なかなか利用者が増えないんですよ。」
という内容です。

特に手抜きがある訳でもないのに、なかなか利用者さんが増えない。

マーケティングの視点を入れてみませんか?

今日のブログはそんなお話です。


アート・フィナンシャルサービスは

「医療・介護・障がいに関わる全ての人にとって、
不安のない安心な社会を実現させる。」

これをビジョンに

・債権買取事業(ファクタリング)
・債務保証事業(介護施設料保証サービス)
・キャピタルマネジメント事業(SPC運営)
・コンサルティング事業

これらのフィナンシャルサービスの提供を通じて、
事業者様の継続的な成長発展を支援しています。


2025年1月24日号

こんにちは。
アート・フィナンシャルサービスの加納です。

昨日のブログに
愛知~神奈川のお客様へ定期訪問に伺った記事を書きました。

総移動距離2,300km:経営者様の声を聞くために走り続けております。

大層なタイトルの割りに中身が薄い…

実は、続きがあるんですね。

今回は、この定期訪問で受けた、
経営者様のお悩みについてです。

このお客様は、障がい者の方の就労をサポートする、
「就労支援事業所」を経営されております。

開所して1年程が経過しましたが、
利用者さんの集客があと一息といった状況。
(損益分岐まで)

資金繰りから考えても、利用者さんの確保が急務です。

お話を伺うと、
「ちゃんと営業もしているんですが、
なかなか利用者さんが増えてくれません。」

こんなお悩みです。

色々とお話を伺いながら、
私からもアレコレ提案して、
ディスカッションしておりました。

営業方法やら集客ツールやら、
スタッフさんや利用者さん傾向や動向やら、
内容もかなり踏み込んだ感じです。

どこかに手抜きがある訳でもなく。何が悪いということもなく。
むしろ、事業所運営はしっかりとされおります。

小一時間ほどディスカッションした結果。

マーケティングの視点を入れてみましょう!」
という結論に至りました。

なぜかというと、

ディスカッションのなかで、
お客様の今の事業所って、
利用者さんからどの様に認識されているのか?

ここを深堀してみたんですね。

すると、

利用者さんは事業所のことを
「単に作業をして工賃をもらう作業所」という
認識をしている様なんです。

近隣にはライバルとなる同業他社もいますから、
集客に時間が掛かっている状況も腑に落ちました。

そこで、マーケティングの視点を入れて、
事業所のコンセプトを一新する運びに至ったんですね。

そして、新たな事業所のコンセプトは、
「イベントや人との交流を楽しめる作業所」に決まりました!

新しいコンセプトが決まると、
ここからは、具体的なアイデア出しです。

アイデアも幾つか上がりましたが、
同時にアレコレは出来ないのでまずは一つに絞り。

「近隣農家さんと連携して定期的にイベントを開催する」
(農福連携というそうです。)

この事業所では農産物を取り扱っている関係もあって、
農家さんとの繋がりがあるそうです。

そこで、利用者さんには、
普段、作業所で目にしている農産物に関連して、
生産する場(農家さん)を体験してもらい、
楽しみにながら学びにもつながる体験をして頂くために、
ある種の課外活動やサークルの様なイベントを実施する。

そして、「外部へPR」する。

この2点に重点を置いて取り組むことになりました。

こんな内容を約2時間ほどやり取りしまして、
時間の関係で本日はここまで。

後は実践あるのみ!
次回の訪問では実績を伺うのが楽しみです。

こんな具合に、定期訪問ではコンサルをすることもあります。
(ご要望があれば)

今後もお客様と並走するサービスの提供に邁進して参ります。


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