互いをサポートしあえる"処方箋"を共有しよう。
違うことを歓迎する。
チームビルディング向け対話型鑑賞は、そもそも"それぞれ違うこと"を再認識することができます。
そして、不思議と"みんなそれぞれで良い"という風にも感じられるのが不思議なところ。
いずれにせよ、通常の業務だと同じ目標に向かって、一丸となって突き進むという統合型指揮系統で動いている中で、"それぞれ違っていて良い"という感覚はなかなか新鮮なものです。
企業研修で導入する際には、そういう感覚を共有した後、更に、"自分取説"というプログラムを組み合わせる時もあります。
自分を知ってもらう取説
一番、夢中になることは?
今までの人生で、大失敗だと思ったことは?
会社の仕事で、一番自分が輝いていたと思った時は?
単純に、好き嫌いを聞くのではなく「夢中に!」「今までの人生で!」など、少しだけワクワクするような問いを立てて聞いています。
誰しも必ず成功体験(=一番自分が輝いていた)というのはあるもので、それを共有することで、上司が考えるスタッフへの期待との差分もわかり、より本人にあったアドバイスなどができるかもしれません。
処方箋という支え合い
ちょっと落ち込んでいそうな時にして欲しいことは?
こんな風に、自分に対して、周りにどのような対応をして欲しいか?というリクエストを記述してもらうのも良いと思います。
いわば、自分自身の"処方箋"ですね。
なかには、声をかけにくいメンバーもいるかもしれませんが、こうしてあらかじめして欲しいことを互いに共有しておけば、アクションもしやすくなるように思います。
お互いそもそも異なることを、いろんな形で共有しておくと、互いのコミュニケーションも、よりスムーズになると思います。
記事:アートファシリテーター 磯村歩
対話ができるチームをつくる テレワーク時代の組織づくり
チームビルディング 向け「アートでおしゃべり」特設サイト
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