アドバイスが人の成長を妨げる!? 新任マネージャーが陥りがちなこと
1、マネージャーの答えが正解とは限らない
私もマネージャーになりたての頃は、部下が抱えた問題にしっかりアドバイスしようと意気込んでいた。マネージャーというのは常に解決策を持っているものだと思っていた。
ただ問題の解決策は、その本人の中にあることもある。マネージャーが答えてしまうことで「本人には解決策を見出せない」と暗に伝えてしまうかもしれない。
そもそも状況に応じて答えは変わる。言うまでもないが、やってみなければ分からないことも多い。マネージャーが答えを持っているとは限らない。
2、あえて無茶ぶりで傾聴する
アートでおしゃべりには「無茶ぶり発想鑑賞」というプログラムがある。
2〜3人のグループで、アートを観察する中で得られた気づきを元に、意外な物語を作り上げる。そのアートの制作意図に沿うことなく、自由に発想する。
まず1人目が4コマ漫画の起承転結のように物語のプロローグを作る。二人目はそれを受け入れてさらに展開させる。最後には、それらの流れを踏まえて物語を完結させる。このように次の人に無茶ぶりしながら物語を完成させる。
ここでのポイントは、相手の話を遮らないで、相手の話を完全に受け入れる点にある。
3、話すことで気づきを生み出す傾聴力
相手は話すことで、自分のアイデアを自ら客観視する。自ずと解決策を見出す思考になるかもしれない。
次に物語を考える役割の人は、相手の話が何であろうと(異なる意見を持ったとしても)最後まで話を聞いて受け入れなければならない。そして相手は話を受け入れてもらったという自己肯定感が生まれる。
積極的傾聴力(=アクティブリスニング)
これは何も上司部下だけでなく、同僚同士、先輩後輩の関係でも大切かもしれない。
相手の意見をしっかりと聞き、受け入れる。
まずはそこから始めてみてはどうだろうか。
記事:フクフクプラス アートファシリテーター 磯村歩
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記事:アートファシリテーター 磯村歩