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ちくま → 宮前 → みらい ?

建築士さんに家の改築でアートギャラリーを併設したいと相談した際に、名前はたぶん「art cocoonちくま」になると思いますと、何気なく伝えました。どんな空間にするかもこれからのこと。ネーミングはなにごとにも大事ですよね、そこからイメージが膨らみますから。

そうするうちに、別に千曲市につくるからって名前にそれを入れなくてもよくない? 何か違う。

私の家は千曲市の東のはずれの農村の端っこ、妻女山という山の麓にあります。(歴史好きなら反応あるかも、そう、武田信玄と上杉謙信の川中島の戦いで、謙信が陣を張った山です) 後ろに神社があるので、親戚やその界隈の人からは「お宮の前の家」と言われていたことを、ふと思い出しました。お宮は子供のころの遊び場でした。

お宮の前、宮前。。。。川崎市宮前区に30年住んでいたことを思い合わせると、宮前って縁がある。氏神様のご加護もいただきたいし「art cocoon宮前」がよくない?  それはとってもイメージもよいし響きもすてきですと、ほめてもいただき、その気になりました。

お宮しめ縄

お宮本殿

この名前でギャラリーのサインイメージをつくってまた別の友人Aに見せたところ、「場所でもないし名前でもなくてわかりにくいし、だいたい、らしくないと思う」と珍しく厳しい意見。なるほど。。。

今回のart cocoon 2nd season PJを進めるにあたっては、独断ではなく人の意見をとにかく聞いて作っていこうというポリシーがありました。できあがってからバーンと公開ではなく、生まれ来るプロセスの紆余曲折を見て知っていただきながら、ともに育てていただたいという思いがあり、このnoteがその場になったらと思って書き始めたものです。

答えは一つではない。時間とともに思いは変化する。だからその瞬間瞬間の輝きがかけがえがなくて、ちゃんと見届けたい、味わいたい。そしてまた流れて巡りくる。歳をとって見えてきたことのひとつです。

ほどなく次のイメージが届きました。突然考えること決めることやることが同時に発生して、いろんな調整も必要で、ギャラリーなんてつくっちゃって大丈夫なんだろうかという不安が、津波のように押し寄せて精神不安定、いっそやめるか、とか思いかねない。自分が決めたことですからね、その重さにつぶされそうになる。

占いやカウンセラー、サイキックヒーラーさんのお世話になることもしばしばです。大阪の某サイキックヒーラーの顔が思い浮かび、5年ぶりくらいに連絡したところ、とても喜んでくれました。ペルーのマチュピチュでは親子だったと前に言われましたよね、というと、あっ、ごめん、それ間違いだった、とか前言撤回が平気で、その都度ぶっ飛んだことを言ってくれる特異な方です。ちょっと顔が父に似ているのが安心してしまう。

マチュピチュ213_1_201_a

↑貝殻にマチュピチュを描いた鈴木美絵さんの作品。my collectionより。

あなたは未来から来た人だから〜・・・。未来ですか?   そう、未来から現在に来た人なの。はあー。

未来から来たなら、未来を迎えに行けばいいか。そういえば、最近、作家の本田健さんも「答えは未来から来る」って言ってたなあ。いまの職場でもミライは頻発単語だし。

「みらい」いいかも。

友人Aは大賛成してくれました。アートコクーンみらい(仮称)













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