大腸がん日記 293日目
いよいよCAPOX療法8サイクル目が始まった。
服薬するとやはり悪心や頭痛が出てきた。でも最初の頃に比べたらツラさは雲泥の差。これも先生が薬の量を調整したり、副作用の支持薬を処方してくれたおかげだ。ありがたいこと。
予約時間にあわせて朝はいつもより1時間ほど遅く出発。駐車場は下の階は満車で最上階の一つ下の階にようやく停められた。いつもと時間が違うから、この状況が混んでいるのかどうかは不明。
受付は特別に混んでいそうな感じはなく、いつもどおりに採血受付へ向かったらこちらは激混み。待合も周辺の廊下まで人があふれていた。びっくり。
たっぷり時間があったのでゆっくりと近くのお寺へお参りに行って、戻って待合で読書の時間。受付から採血まで1時間半近く待った。
この時点ですでに予約の時間を迎えていたが、採血の結果が出なければ診察には呼ばれない。結果が出るまで早くても30分はかかるけど、そっちも混雑してたみたいで診察は1時間後だった。
ゆっくりコンビニで遅めの朝ごはん。レモンカスタードのクリームパン美味しうございました。持参した文庫本がおもしろくって、待ち時間は全然つらくなかった。
診察では前回のCTの結果についていろいろ聞いて、ようやく腑に落ちた感じがした。
現段階で転移と確定できるものはなく、今回の抗がん剤を飲み終えたらそのまま経過観察となる。定期的な検査とは別に必要な薬があれば処方してもらえることも確認できた。
今のお腹の状態は抗がん剤を飲み終われば改善していくだろうけど、すぐに、一気に、治るわけではなさそう。もうしばらく下剤と整腸剤のお世話になりたい。
お薬がもらえると聞いて安心できた。
この混雑だから、当然だけど会計もいつもの倍以上は待った。どこもかしこも人がいっぱいで、玄関に近い会計付近は外の暑さもあって熱気ムンムン。
お昼に近い時間だったからか、帰りに寄った近くのおいしいパン屋さんの3食パンがたくさん焼き上がっていた。ミルク、チョコ、イチゴ、栗、黒糖、プリン、抹茶……いろーんな味の組み合わせがあるの。選ぶの楽しい。お土産たくさん買えてよかった。