漂流。

本当に金欠である。大学生になってアルバイトはじめ、今年から社会人になって半年経った。この5年と半年、口座に3桁以上の金額が残っていたことなど一度もないし、だいたい借金をしていた。将来のことを何も考えず、期待もしていない私は、貯金をしたいとは思わないが、今の会社を2, 3年で辞めて1年ほどニートをしようと考えているので、最近は貯金の必要性に追われるようになってしまった。 お金のことを考える人生は何も楽しくない。よくお金の話をするようになった気がする。最も嫌いな人間の一種である。無一文でニートを初めて見るのも悪くないのかもしれない。

日本が四季折々などは、もう笑い話だろう。猛暑にうんざりしていたら、もうベッドから出られない時期になっている。

俺はね、友達が多いやつが大嫌いなんだ。サークル全体の飲み会や季節ごとのイベント、バイト先や職場の忘年会やら祝賀会なんかは本当に行くことができない性分だった。みんなで仲良くしてるやつとか八方美人の是非は人の価値観によるだろうから、誰がどう思おうが勝手だけど、俺は本当に嫌いなんだ。誰とでもしゃっべたり、仲良くなりにいこうとするやつがなんか怖くて、なんか気持ち悪い。全く生きづらい話である。社会人になって、内省の時間が本当に増えたもんだから、最近は捻くれ具合に拍車がかかってきた。すべての人間関係を手放したいと思う今日この頃である。地方のド田舎の古民家で、文章に触れて呆けていたい。

退廃に生きようとして、生きたくて、それなのに、理性が最後の死力を振り絞って安定を押し付けてくる。このアンビバレンスに潰されて。どこに向かうのだろうか。

お父さん、お母さん。親父とあんた。子供なんて本当にいらない。誰かの人生を任せていいような人間ではないんだから。お前のことである。


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