怠慢、諦念。

毎日文章を書こうと思い立ったのが7月の終わり。結局月に一本しか文章を書けていない自分には、やっぱりなあ、という感情しかない。何かを書きたい、という気持ちはずっとあるのだけれど、書き始めてみても、途中で気に入らなくなって書くのを辞めてしまう。職場には一切の不満はないけれど労働をやめたいとか、空の日がないとか、書きたいことはあるけれど、納得のいく文章にならない。そのことに苦悶しながらも、同時に文章を書く楽しみだと思って味わっている。

週末は海に行って酒でも飲みながらぼんやりとしようか。そんな、自分の一番好きな時間の使い方を、もうずっとできていない。

労働の時間が虚無だ。日銭を稼ぐための時間をつぶしているだけ。社内に、会話をする人間などいない。やりがいもない。職場環境は至極快適であるはずなのに。

何か、が欲しい。そう思えるだけまだましなのだろう。何か、がなんなのかは皆目見当もつかない。将来の夢、やりたいこと、なりたい将来像、仕事のやりがい。趣味、没頭できるもの。本当に欲しいのか、さえ分からない。何もかも、本当は手放したいのに、生きるために手放しきれない自分の半端さが嫌になる。

SNSを消したいと、何年も前からずっと考えているのに、それができない自分に呆れる。



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