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1art|大森 海苔のふるさと館(大田区)

大森 海苔のふるさと館は、平和島駅から歩いて約15分のところにあり、入館無料です。

このミュージアムの知ったのが、ウェブサイト「Tokyo Art Navigation」で「映画『この世界の片隅に』~すずさんのおうち展」(昭和のくらし博物館)を取材した時、庭先に干してある海苔の展示に当館が協力していたことからでした。
昭和のくらし博物館では、同映画の延長版公開に合わせた展示も開催されたようですね!(2019年11月1日~2020年3月29日)

さて、大森に戻りましょう。

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1階には昭和30年代の海苔づくりの様子が再現されています。映像や音声もあり、臨場感のある展示空間です。

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2回には海苔づくりの道具が展示されています。
海苔の養殖は、海に「ヒビ」という細い木の枝を束ねたものを差して海苔を付着させるのですが、その際に使う海苔下駄を履くことができます。海中で使用するには、バランスを取るのが大変そうです。

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海苔は日本や中国・韓国で食べられているイメージですが、意外にもイギリスなどでも食べられているそう。
海苔の養殖にも、イギリスの海藻学者キャサリーン・ドリュー女史が大きく貢献しました。バッグ型のパネルをパタパタめくって、ドリュー女史の功績をたどることができます。

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屋上の休憩室・テラスからは、大森ふるさとの浜辺公園が望めます。

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大森では現在も海苔問屋が多く残り、ミュージアムでは海苔つけ体験も開催されています。
来館記念に、大森の焼きのりを購入しました。
おいしーい!

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浅野靖菜|アートライター
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