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Chips|アンティーク・ジュエリーをお迎えしました!

自分へのご褒美にアンティーク・ジュエリーを購入しました!

9〜10月が多忙だったので、これは高価なもの買ってもいいのではと思いまして。
まだ仕事終わってないのにご褒美が来ちゃったので、頑張ります!


思い立ったが吉日!

宝石好き、アンティーク・ジュエリー好きの友人がいて、彼女とお出かけするときは何かしらジュエリーを身につけて行きました。けれど、いつも母や祖母のお下がりのサンゴや真珠で「私だけの宝石が欲しい!(できれば鉱石)」と思っていたのです。

アンティークは基本1点もの(かつては量産品でも市場に出回るものは少ない)なので、どうしようかなと思っているとSold outしてしまいます。
普段からInstagramを眺めながら品定めをして、どういったものなら好んで何度も身につけるか考えていたので、買うと決めたその日にえいやっ!とポチりました。

ネットショップのbebe antiquesさんから購入しました。日本人による個人経営のショップで、商品は国内もしくはオランダから発送されます。

とはいえ不安も……

アンティークやジュエリーはネットショップのみの販売も珍しくありません。実際に見てから購入を決められたら安心だったのですが、素敵な品がそこにあるのだから致し方ない

けれど、高い買い物(8万2000円+送料500円)だったので、手元に来るまで不安でいっぱいでした。

まず海外発送でちゃんと来るのか、箱無しなので潰れたりしないか。さまざまな角度から写真が撮られていましたが、実物は石が小さかったり安っぽかったりするのではないか
がっかりしないように、実際はしょぼいイメージで気持ちを抑えていました。

とてもうっかりしていたのが、自分の指に入るのか
本品は9号=平均的な女性の指のサイズでしたが、自分のサイズを把握していなかったので、「クリームパンみたいで美味しそう」と評された私の手の指に入るのか不安でした。まあ、小指には入るだろう。

また、品物は気に入ったものであったとしても、いい買い物がしたい。
アンティーク・ジュエリーは数十〜数百万円、天然石やクリスタル、ガラスであれば数万円のものが多いようです。
私が選んだものはシンセティック(人工)のアメシストで、それでもコレクター界隈では天然石同様に評価されていると記載がありました。値段が妥当か、他のショップの人工石の値段を調べて相場を確認しました。

魚なら養殖でも気にしませんが、自分は天然石にこだわりがあるだろうか。
そこも自問自答したところです。

無事に到着!

10日後、無事に我が家に到着いたしました! よかった!
プチプチに包まれ、緩衝材とともにパッキングされてやってきました。

小品なので、このくらいのサイズと送料で送られてきましたが、数十万円のネックレスなんかは、もっと厳重で送料もかかるだろうと思います。
高額だと関税がかかりお客様負担とメールにあったので、恐れ慄いていました。関税がかからなくてよかったです。

ここから爪や指の粗は見ないフリしてください

素敵なクリスマス・カードにメッセージが添えられていました。ハンドメイドの品もそうですが、個人の方から購入すると、ちょっとしたお手紙やオマケがあったりして嬉しくなりますよね。

いざ試着!

私のなかの藤原竜也が「う゛わ゛ぁ゛ぁ゛! か゛わ゛い゛い゛ぃ゛ぃ゛!!」と叫びます。(雑なイメージ)

優しげな色と繊細な植物の彫刻が、ロマンチックな雰囲気を醸し出しています。大きさも存在感もありますが、淡い色合いで肌になじみしますね。
アンティークなら歴史を刻んだロマンも相まって、甘めのデザインも許容できてしまう不思議。

シンセティックアメジストは1cmくらいでライラック色。大きめのカッティングでオープン・セッティング(台座の底が開いている)なので、光を透過して輝きながらも、色味が見やすいです。

ドーム型の台座は、花や葉の細かい彫刻が見事です。正直、石の価値はわからないのですが、この彫金部分だけでも私にとっては価値を感じます。
「14ct gold 刻印あり」(小さくて潰れているので、よく確認できませんでした)とあり、2色のメッキを使い分けることで立体感が増しています。

(追記)葉の部分がグリーン・ゴールドみたいと友人に言われて(とりあえずネットで)調べたのですが、14ct goldは、14/24がゴールド、残りの10/24が他の金属の合金とのこと。10/24の部分が違う素材のため2色なのかも(ピンク・ゴールドとグリーン・ゴールド?)

金のタマネギ……、違う、金のキャベツみたいですね。

金のタマネギ(光る玉ねぎ)……武道館(爆風スランプ「大きな玉ねぎの下で」)
金のキャベツ……ウィーンにあるセセッシオン(Secession)のドーム

1900年頃の欧州製、アール・ヌーヴォー様式という記載でしたが、左右非対称性や曲線といった典型的なアール・ヌーヴォーの特徴が少ないデザインです。
あまりフランスっぽい感じはしないですね。

高さのある台座なので、石が指に当たることはありません。
その代わり引っ掛けやすくはあるので、気をつけます。出かけるときは収納用の箱かポーチを持っていかないと。

全体はこんな感じ、かわいい

大きめのご褒美はたまに、がいい

必要な設備投資ではなく、自分の楽しみのための大きな買い物は、こんなに心が踊り張り合いが出るものなのかと実感しました。
ただ、いささか金銭感覚が変化を察知したので、気を引き締めなくてはとも思っています。

今の時期はクリスマスコフレといって、クリスマス仕様のキラキラしたパッケージや限定色の化粧品が1万円前後から3万円程度で販売されています。(多くは複数アイテムがセットになっているのでアイテム単位では安い)
これまでは「高いな」と思っていましたが、「いや、でも8万円の指輪買ったしな」と考えるようになってしまい。今なら大人買いができそう。
一度贅沢な暮らしをしたら戻れないって、こんな感覚なのかもしれない。

しかし、工芸もアンティークもせっかくなら使ってあげたい。身の丈に合わないものや使わないものが増えても手に余るだけなので、よくよく検討した上で、本当に頑張ったなという時にお迎えしたいです。しばらく先でいい。

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