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目が覚めると絶望する話


眠りから目が覚める度、陰鬱とした気分になる。


「今日も生きてしまっていること」に絶望する。


死ぬだけの勇気はないけれど、世界か私か、終わっていてほしかったと希求する。




――今回は、そんな話。
なんか無理そうかも、と予感がしたら閉じてくれ。
読み進めるのは自己責任で。

戻るなら今の内だ、心の準備はよろしいか?






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私は夜に眠るのが得意ではない。
ので、朝に起きるのも苦手だ。
(一時期心療内科に通って睡眠導入剤を服薬していたこともあるのだけれど、それは別の機会にいつか。)

世間一般で言う所の「規則正しい生活」が嫌いだ。

起きて、食べて、働いて、眠る。
「生きる」ことに関わる全てのことが苦手だ。

所謂「普通」から外れた所にいるので、この現代社会を生き抜いていくのに向いていない。
(「何がどう外れているのか」「何がどう向いていないのか」は明確に言語化出来ていれば多分ここまで拗らせていない。)


昼過ぎに起きて死にたいなぁと思うし、

世界滅びないかなぁと思いながらその日をやり過ごすし、

深夜に今日も死ねなかったなぁと思って病むし、

朝方にどうか今度こそはって願いながら寝ている。


それでも惰性で息をして生きてしまっているのは、死ぬだけの勇気がまだないからかなとも思う。
死に切れる保証もないまま試みるのも馬鹿らしいと思う。
上手く行って死ねれば万々歳だけれど、まかり間違って生き永らえてしまったり、後遺症などが残ってしまったりした場合、今より生き辛く死に辛い中で息をし続けなければならないのだから。


そんな風に死ねない日々を積み重ねて、冒頭に戻る。
今日も目が覚めて、絶望した話。でした。


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