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戦略ってなんでしょうね。

 私は大学で商学部に属していて、経営、会計、ファイナンス、マーケティングを学んでいる。で、いま大学で経営戦略という授業や、経済学の入門科目を取っている。そうした中で、戦略というものがなんなのか自分の文体でゆるーく言語化しておきたいと思った。人に読んでもらうことがメインではないから、統一感をつけるのは難しいと思う。

 戦略という言葉を意識し始めたのは高校の受験勉強のときで、youtubeの受験指導者「篠原好」さんの受験「戦略」の考え方に強く傾倒していた。そうした中、戦略というのは限られた資源をどう配分するのか、という問題であるという認識を得た。最近受けている経済学の入門授業でも、限られた資源の配分方法を経済主体(個人、企業、政府...)がどのように選択をし、またその決定の結果が及ぼす影響はなにか、そういったことを明らかにしていくのが経済学であると、そんなことを教わった。

ちょっと経済学の導入講義で学んだ話にそれてしまったが、「戦略とはなにか」ということについて考えを深めていくにあたり重要だと思ったのは、「制約」という概念である。英語でconstraintとかlimitationとかrestrictionとかいうらしい。どれが「制約」という言葉の語源なのかは知らないが、どのみち英語の訳語なのだろうというのはわかる。なぜ「制約」が大事かと言えば、資源が制約されずに無限にあるならば、戦略をたてて資源配分について意思決定する意味もないからだ。こうした「制約のある」資源という意味を持たせて「資源」というものを「リソース」という呼び方をするのだろう。

 大学の経営戦略の授業はつい最近始まったばかりであるが、まず初めにマイケルポーターの5forcesフレームワークというのを扱っていた。企業を取り巻く存在を5つに分類し、それら「に対し」自社がどう構えていくかという理論であるらしい。そう、「に対し」といったが、ポーターは5forcesの概念においてそうした自社の周りの企業のことを「敵」とみなした。これは結局自社から「利益」を奪っていく存在として考えているからだ。で、5forcesは、

①同業他社②サプライヤー③顧客④新規参入⑤代替品

である。興味深いのはサプライチェーン上で接する相手は5forcesのうちに含まれているという点だ。サプライチェーンの中で自分がどういう立ち位置にいるかを理解するのも重要なのだろう。先生が言っていたのは、サプライチェーンの利益が集中しているのは、サプライチェーンで一番企業が少ない段階にある企業だということだ。その分、サプライヤーや顧客から貴重な存在とみなされ、価格交渉力が強くなるからだ。


長くなったので今回はこれまでにしておく。制約の概念が重要だというのと、最近授業でやった5forcesについて触れた。またさらに戦略について偉そうに語りたくなったら続きを書く。友達に自分が勉強している経営戦略についてしっかりとお話できるようにならなければと思っている。ビジネスに対する知識の渇望はかなりあったが、最近やたらアウトプットしたいという渇望にあふれつつある。

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