内容よりも、表面の方が大切

今日も日記の内容から引用する。研修でグループで発表をした。自分の作成したパワーポイントは、けっこう手抜きになってしまっていて、デザインの統一感が無かった。時間がかぎられていたから、品質は後回しで良いと思っていたのだが、それは品質を上げるための努力を放棄するための考えにすぎなかった。

他のグループの発表は体裁がとても整っていて、本番の仕事をイメージしたような雰囲気があった。そうした他のグループの発表を見て、こんなことを思った。

実質的な内容と、表面的な表層という区別がある。マーケティングにおける製品のパッケージ戦略は、「良い製品を作っていても、価値が伝わるデザインでなければ買ってもらえない、それはもったいない」というのがコンセプトとしてある。内実よりも表層を向上させるのはどうなのかとも思うが、表層はやはり大切であると思った。プレゼンでいえば、内容が多少不足していても、スタイルなどの統一感があって「いけてる感じ」があったらその方が受けが良いだろう。ビジネスでのやり取りは、人の間のやりとりであり、機能的価値を重視する合理性だけで動くものではない。そこには感情的な価値、心が動くかということも重要な要因として働いている。そう考えると、内容よりもまずは「表層」が大切になってくる。

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