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SF自動化工業シム「Dyson Sphere Program」を遊んでみよう

1月21日、中国のYouthcat Studioが開発している「Dyson Sphere Program」のアーリーアクセスが開始された。
(現在は中国語と英語のみ言語サポート)
資源を採集し、アイテムを作成する過程の全てを自動化することができ、大量生産を行っていき、技術革新と新たなアイテムの作成と自動化を行っていくゲームだ。
「Factorio」や「Satisfactory」は自動化ゲームのジャンルの二大巨塔だが、この「Dyson Sphere Program」はそれに並ぶ素晴らしいゲームになりうる期待ができるゲームであったので紹介していきたい。

ストアのページは下記のURLから

https://store.steampowered.com/app/1366540/Dyson_Sphere_Program/

・そもそも自動化ゲームって?

マインクラフト等のクラフト系のゲームでは鉄鉱石を採集し、かまどで精錬を行い鉄を作り、鉄製のアイテムを製作したりするが、自動化ゲームではこの全てを全自動で行うことができるようになる。
全自動化により、数人分の人手でかかる作業を24時間行い続けることにより手動作業の何倍、何十倍もの効率でアイテムを集めてくれる嬉しさをとにかく追求することができるゲームだ。
マインクラフトでも工夫して農業を自動化したりできるが、自動化ゲームではそれをお手軽に行うことができて、それをメインのゲームとしていく。

・「Dyson Sphere Program」のゲーム概要

Dyson Sphereはダイソン球というSFでも使われる概念で太陽などの恒星や惑星が生むエネルギーの全てを利用してしまうとてつもない規模の生産装置のことで、
このゲームでは最終的には全自動化しつくされた生産装置が複数の惑星をかけて活動する工場を作っていく自動化工業の生産…ではあるが最初のうちは何もないところから始まるので手でアイテムを掘って鉄や銅を生産するところから始まっていくが、段々とSF的なテクノロジーが発展していき生産していくようになるのだ。

NewGameで始めるとまずは星を選ぶころから始まる。とてつもなく壮大そうなゲームに見えてくるが、星は地球のように広すぎる訳ではなくドラゴンボールの界王様の星が大きくなったくらいのイメージだ。まだ他の星に行けていないので、もしかしたらすごく大きい星があるかもしれないが。

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まずは手動で鉄や銅を作り、採掘マシーンを作り、精錬炉を作ってそれらをコンベアで運搬して自動で鉄が作れるようにする。さらに鉄を運搬して他のアイテムと組み合わせて製品を作成する。またそれを運搬して…と生産に次ぐ生産を行っていくことができる。

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最初の段階ではFactorioでも見たような基本的な工業から始まるが、テクノロジーの開発が進んでいくとどんどんSFっぽさ溢れるアイテムが作れるようになる。重力レンズとか楽しみで仕方がない。

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私自身英語がやや苦手でちょっと不安であったのだが、使われる言葉は化学やSFで使われるような言葉がメインなのでそれらの知識が多少あればそこまで苦労するような感じではなかったが、チュートリアルのボイス付きの説明が一定時間で消えてしまうので多少の英語力は欲しいかもしれない。


自動化ゲームとして見た「Dyson Sphere Program」

#良い点

・ゲーム画面は3Dだが、機器の設置レイアウトは2Dで行われるFactorioに近く、アイテムの干渉は装置の面積だけ気にすればよい

・アイテムの出し入れは初期の状態から複数のラインの取り扱いを前提としているので、材料さえコンベアで近場に運べればアイテムの投入は簡単。特にアイテムの出し入れ装置自体(ソーター)にスペースが不要でコンベアの配置が簡単

・早期に発電が必要になるが、最初は風力発電からとなりシンプルに電気供給ができるので序盤の行動が優しい。

・テクノロジーにSF的なロマンがある。惑星をまたぐ生産という将来が見えているのが期待できる。

・ショートカットは慣れれば全設置物にアクセスできるよう二段階操作の設計がされている。


#悪い点

・設置したいアイテムが不足している時に原材料を持ってても自動作成してくれない。採掘にしろ電力にしろ手動でクラフトすれば設置物が用意できる状況で動きが詰まる状況が多々ある。クラフト画面に遷移しないで作って欲しいな。

・コンベアの設置後でないとソーターが設置できない。Factorioでは先に場所確保のために先にソーターを設置して後でコンベアを後にするクセがついてて若干手間取る

・(編集)コンベアは立体交差が可能。むしろ良い点でした。

・初期地点の惑星の問題だと思うが、水場が多くて設置制限が多い。水面をカバーできるクラフトはあるが少し面倒

・上位装置との入れ替えができない。一旦除去してから上位のコンベア等を設置しなおす必要がある。


このあたりの操作の問題点は意見を聞いてすぐに改善されていくだろうし複数の惑星ならではの工場の分割のようなことも今後もっと増えていくだろうから、今後も期待できる自動化シムとなるだろう。


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