考えていること 1

僕は葬式や墓参りがとても嫌いである。
どんなに派手で大規模な葬式を行ったとしても、どんなに大きい墓石を準備してそこに向かって手を合わせたとしても、その人は生き返るわけでもなく、ただ誰かが死んだという事実確認を親族や友人などが喪服を着て、葬儀場や墓場で、その死を確認しあう行事にしか思えず、時間の無駄と感じていたからである。

と思っていたが最近、父親から面白いことを聞いた。

人の死が人と人をつなぐ
細かい言い方などは覚えていないが、このようなニュアンスのことを言った覚えがある。

確かに、物理的に距離が離れていたり、お互いあんまり忙しくて会えないような人たちにも葬式でなら、仕事や学校を休んでまで来るので会える可能性が高い。

葬式や墓参りの本当の意義は、死者を弔うことや、墓石に向かって手をあわせることでなく、いろんな人と久しぶりに会える機会を作ってくれることにあるのかもしれない。

知らんけど。。。。


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