![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33394143/rectangle_large_type_2_671810d138eb65158618bd3b9d6ee0a0.jpg?width=1200)
子供の成長をうながす【認定カード】を導入しました!キッズプログラミング教室アルスクール
アルスクールでは、2020年7月より順次、【認定カード】の仕組みを導入しました。
認定カードにより、アルスクールで身につけた「プログラミングスキル」や、発見力・遂行力などの「非認知スキル」を可視化し、子供の成長をうながしていきます。
これにより、子供自身で学習ステップを理解し、学習意欲が増すように運用していく予定です。
次の章からは、認定カードの詳細と導入目的について詳しく解説していきます。
認定カード付与のタイミング
認定カードを付与するのは、2ヶ月または3ヶ月に一度です。
その期間の創作や学習に対して認定し、実際にカードをプレゼントします。
教室に通っている場合は直接お子様に手渡しし、オンラインの子は郵送します。
ただし、自由が丘校土曜13時のコース(年中〜小1)は少し変える予定です。
認定でスキルを気にするより、まずがんばる姿勢を作ってほしいので、もう少し大きな表彰状をその子その子の学習の区切りで発行していく予定です。
認定カードは2種類
スペシャリストカード(グリーン)
グリーンの認定カードはスペシャリストカードです。
プログラミングのスキル(条件分岐、関数など)や企画力、イラストのデザインなどに対して発行します。
こちらは主に、「プログラミングを使って作品をつくる時に必要なスキル」を認定するカードです。
リーダーカード(ピンク)
ピンクの認定カードはリーダーカードです。
諦めずに作品を作りきったり、やったことないスキルにチャレンジするなど、学習の(あるいは全体を通しての)姿勢、成長に対して発行します。
こちらは主に、挑戦する力・やり抜く力など、「プログラミング以外にも応用できる能力(非認知スキル、ソフトスキル)」を認定するカードです。
段階的なレベルアップ
各スキルはそれぞれGold、Silver、Bronzeの3種類あります。
また同じ認定カードを何回もゲットすることもできます。
全体の項目としては、現段階では下記になります。
認定カードを導入した目的と効果
学習ステップの可視化|子供自身で考えて挑戦する
子どもたちに、「こういうスキル(テクニック)があるんだよ」、「この作品を作るならこのスキルとこのスキルが必要だよ」、と気付いてもらう。
そして、子ども自身で学習のステップを考えてチャレンジしてもらう、そのきっかけになってほしいと考えています。
成長の可視化|自信をもって前向きに学習する
作った作品や学習姿勢に対して、どこが成長したのかスタッフも把握しやすく、より良いアドバイスができます。
そして、何より、子ども自身が意識することで、自信とさらなる学習意欲につなげます。
非認知スキルの可視化|普遍的な課題解決能力をつける
アルスクールはプログラミング教室なので、プログラミングスキルはもちろん成長できるようにしています。
一方で、それだけではありません。
アルスクールでは子どもたちに、テクノロジーを使って価値創造、課題解決できるような子になってほしいと願っています。
そのためには、(小学生レベルでの)プログラミングのテクニックを伸ばすだけでは不十分です。
リーダーカードとして、次の5スキルを設定しました。
①発見する力
②挑戦する力
③自考する力
④共創する力
⑤遂行する力
これは、興味を持つところから、作品を完成させるまでに必要なスキルです。
「非認知スキル」や「ソフトスキル」などとも呼ばれることがありますが、学ぶための基本的な力で、これらがあればプログラミングの習得は圧倒的に容易になります。
「これらのスキルも身につけてほしい!」という我々の思いも認定カードには込めています。
認定カードの運用でスタッフが注意していること
子どもの自信を損なわない
可視化をするということは、他者との比較もできてしまうということです。
通知表やノルマのように思われると、他の子との差を気にして自信を逆になくすこともありえます。
カードが、クリアすべきノルマや成績と思われないように。表彰状やトロフィーのような付加価値として喜んでもらえるように。スタッフの言動は気をつけていきます。
保護者の方の心配を煽らない
どこかのスキルを獲得したという一方で、まだ獲得できてないスキルも見えてしまいます。
いろんなスキルにチャレンジすることも素晴らしいし、特定のスキルにこだわり極めることも素晴らしいとアルスクールでは考えています。
優劣はありません。
ただ保護者の方はどうしても、お子さんの足りない点が心配になってしまいます。
さまざまなことに取り組むお子さんの保護者は、何かに特化して夢中になる子がすごく見える。
逆に何かに夢中になって他のことにあまり興味がない子の保護者は、さまざまなことに取り組む子がすごく見える。
そのような不安を煽らずに、しっかりとスタッフから保護者の方にコミュニケーションを取っていきます。
アルスクール認定カードは発展していく
スキルの可視化は実はかれこれ、半年以上検討してきたことです。
そのメリット・デメリット、認定項目、その認定基準などを真剣に考えてディスカッションと熟考をしてきました。
今回、まずはこのような形でスタートしますが、ここがスタートだと思っています。
これからも、子どもたち、保護者のみなさまの反応などを見ながら、子供の成長につながるか注視していきます。
その結果、項目も変わるかもしれないし運用方法も変わる可能性は大いにあります。
アルスクールは子どもたちと一緒に成長する教室です。
認定カードもその一要素として、今後発展していきますので、その様子も楽しみにしていてください。