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作る楽しさ、学ぶ喜びが子どもを育む - 自由が丘校の校長に戻って
10月下旬から数年ぶりに自由が丘校の校長に戻りました。
原点回帰のように100人を超える子どもたちと一緒に学んでいますが、改めてアルスクールでやりたいことを言語化してみます。
大前提・プログラミングスキルを伸ばすために
アルスクールはプログラミングの習い事であり、使命はプログラミングスキルを伸ばすことです。論理的思考力や創造性なども大切ですが、その使命から逃げません。
ただし表面上「伸びて見えること」は目指しません。回り道に見えても真の実力が身につくような方法を選択します。
創作する楽しさ・成長する喜び
アルスクールは子どもたちが創作する楽しさ、成長する喜びを感じて、自らもっともっと作りたくなる教室をめざしています。
なぜならそれが一番成長するからです。
主体的に学び、 ”アルスクールでなくても自ら調べ考えて自律的に学べる” ようになってほしいです。
楽しく学びたくないですか?子どもがやらされるのではなく、自ら学ぶようになったら嬉しくないですか?
無理やりやらされる勉強にどれだけの意味があるのででしょう。
プログラミングで大きく成長する子は、プログラミングあるいは学びを楽しんでいる子です。
プログラミングってオモシロいよね!成長するの楽しいよね!そう実感することこそ、一番の成長エンジンです。
だから、子どもが楽しいと感じることを最優先にしています。
短期的には無理やり勉強させプログラミングを詰め込んだ方が伸びて見えますが、それは意味のない成長です。
どうしたら子どもがオモシロいと感じてくれるのか
子どもを甘やかし好き勝手やるのを放置するだけでは、学びや創作の面白さにたどり着けない場合が多いです。
新しいことができるようになる、ちょっとキツイけど乗り切って自信を得る。そういう繰り返しで学びに夢中になっていきます。
そのためには子どもをリスペクトし、子どもからリスペクトされる関係を築くのが最初のステップです。
子どもは敏感で、驚くほど観察眼に優れています。上辺の言動をすぐ見抜きます。甘やかすのではなく真剣に向き合う、それに尽きます。
そして、信頼を築いたうえで、子どもを観察する必要があります。
この子はもう少し知識獲得に集中した方がいいな。
この子は一緒に作品を作って自信を持つといいな。
この子はやりたいことが溢れてるから整理しよう。
この子は作りきる体験があるといいな。
などなど。
子どもは本質的に成長を求めてるんですよね。「私が成長できる場所」と感じればすごくいい関係性を築けます。
まだまだ語りたいことはありますが、まずこの辺で。
子どもの作品
子どもたちと学び、多くの成長が見えて嬉しいです。その中でもいくつか紹介したいと思います。
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1つ目は歴史の作品。2人で刺激し高めあっています。1人が聖徳太子のイラストを書けば、もう1人は徳川家康を書いたり。
面白おかしく歴史のストーリーをプログラミングで紹介してくれます。このまま日本史勉強チャンネル作ってYouTubeあげても再生回数稼げそうな...
レッスンでの集中力がどんどん高まり、一方でメリハリつけて他の子と協働的な時間も作り、クラスへも非常に良い影響を与えてくれています。
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2つ目はScratchにあるFall Guys を自作に挑戦したもの。
私と役割分担して作った協働作品です。スキルが高まっている中で協働制作が創作意欲をさらに加速するのではと誘い、むちゃくちゃ楽しく創作できました。
ちなみに、各イラストは仮で、イラストがすごい上手な女の子にキャラデザインを発注していて、さらに面白くなりそうです。
アルスクールは子どもと向き合う教室
自分たちで言うのもアレですが、私達はどこよりも子どもたちと向き合っている教室であると自信を持っています。
ぜひアルスクールを体験してください。今なら入会金無料かも!