アメイジング・グレイス プレイレポート10枚目(11章~END)
現在2023年12月17日、日曜日は安息日だから休むとはなんだったのか。11:05よりプレイしていきましょう。前回はコトハ√を(たぶん)終えましたので、分岐のその先に行こうと思います。
・「襲っていい?」「いいえ」「だーめ♪」
・「良き先輩として慕う」
・こっちの選択肢だと21:44の先が見られたんだな
→あーそう……見られない。扉に入ってからでも遅くはないと思うが?まあ?君が運命を受け入れないのであれば?抗ってやりましょうよ
追断章 冬と車輪のアレゴリー
・アレゴリー、寓意、暗喩。多くの場合は風刺的な意味を持たされる
→《ヴァニタス》なんかが代表例で、たとえば「死」みたいな抽象的概念を、そんな雰囲気を持つ対象…骸骨とか砂時計とか、あと壊れやすいものとしてガラスとか、「死」との対比として瑞々しい果物や生活痕とか、そういうのを描いたり詠んだりすることで「死」をイメージさせる表現技法。ある意味で帰納的ともいえるかもしれない
→嫌いじゃない表現技法だ。具体の為に抽象があるのではなく、抽象の為に具体があるあたりがとてもイイ
・透けた。やっぱり存在を削ってるのかな
第11章 1節 エヴァ・プリマ・パンドラ
→ああ、そうだそうだ。思い出した。左上に文字が書かれた看板がある絵画がこの節タイトルと同じだったな
・もう11回過ごしたのか。元々9回とかなんとか言ってた気がするけど
・次の対象なあ。王道で考えりゃユネじゃない?って思う。ユネは確定で白だけれど、ユネが知っててシュウが知らないこともあるだろうし。でもそれはこのユネに聞けばいいってもんだが……言ってみればもう1年ここで過ごしてるからな、記憶がロストしていてもおかしくはない
・シュウ先生の話題へ。滅びのクリスマスが繰り返されてる説、これもあるんだよな。もしあの溶けない雪がヤクで、全員に記憶処理剤を散布してるとすると、シュウ先生のことを誰も覚えていないことに説明がつく
→でもオーロラの逆鱗からやってきたって証言があるしなあ。あの時はどうだっけ、船があったんじゃなくて湖面が凍ってたから渡れたんだっけ
・1月とかにならないと咲かない……?考えろ、時系列がおかしい
→作中時間の現在は2018年12月25日。フロストフラワーが咲く最短が1月だとして、2018年1月の出来事とすると記憶処理剤を散布されたとしてもユネ達が覚えていないのはおかしい。2017年1月だとどうだ?それだと「2017年秋に公開された映画の素材を(推定サクヤが)持っている」ことと矛盾する
→前提がおかしいのか?あんだけ露骨に映画を見せたってことは確かにミスリードの可能性はある。そもそもアレがユネではなくサクヤってのも、これまでの記述とユネ/サクヤの関係の深さから仮定したものであって特に根拠が無いもんだし、えぇ……わからん
・ちょっと手繰れば答えが引き出せる?マジで??
→く、くキキ、クケーー!(分からなくて悔しいの意)
・諦めんぞ、ユネのリスタート前までに自分が納得できる仮説を立ててやる。情報を集めるんだ
1.シュウはフロストフラワーの咲くオンネトーで目覚めた
2.シュウは歌声と歌うユネの姿を見た
3.シュウが目覚めた声を聞いて何者かが「誰?」と発した
4.シュウは2017年秋に撮影された映画でユネが喋った棒読みの台詞と全く一緒の音声を聞いた
5.その言葉はシーンとして適切だった
6.シュウは気を失い、謎の声を聞き、目が覚めると2018年11月28日でユネの部屋に寝かされていた
7.そこにはサクヤがおり、続いてユネも入ってくる。サクヤはユネと2人でここまで運んできたと証言し、ユネもそれを否定しない
8.シュウの身体には目立った傷がなく歩ける程度には回復していた
9.N回目の2018年12月25日、ユネはシュウを助けた時にフロストフラワーが咲いていなかったと証言した
10.オンネトーで目覚めた日、シュウは満身創痍だった
確定事項ではないが、最後は私の直感を信じよう。
彼女というキャラクターの声は、挙動は、魂は。
熱い炎のように、強く痛く、儚い激情で満ち満ちている。
何度繰り返してでも、未来なんてもうどこにも無くとも。
たとえあなたの隣にいるのが他の誰かでも。
同じ時間を過ごし続けられるのならばそれでいいと。
――初めて声を聞いた時から、第一印象から決めていました。
改めて宣言しよう。
サクヤ、犯人はあなただ!
・1月27日。シュウ先輩の相方は~ってことは、サクヤにも相方がいるんだろう。ただそっちが全然手がかりがないんだよな。おそらく男性であるってとこまでで、ユネと同じく繰り返しの記憶は持ってないからおかしな行動を取らないんだよ
・2017年の12月3日から2018年の12月25日まで、何度も何度でも繰り返した。1ヶ月どころではなく1年以上を、少なくとも10回以上
→百年とまではいかないが、その長いスパンを繰り返すことに耐えられたのは、他ならぬ君の、燃え尽きることのない激情によるものなのだろう
→それは苦しみだったのか幸福だったのか。知らんけど
・サクヤがやり直しを願った理由……教師と生徒、禁断の関係だったから?シュウが学生だったらと、そう願ったのかな
・私は…悲しいよ。サクヤにとってシュウはもう「先生」ではなく「先輩」なんだなあと。それは1年を何度も繰り返したからかもしれないし、彼女の願いによるものなのかもしれないが
「忘れてください……何もかも」
第12章 1節 神々のペルソナ
・……いや、おかしい。サクヤの願いはシュウにまつわるものじゃない。だってシュウは1月27日に初めてこの町に来たんだ、12月3日にセーブポイントを手に入れたサクヤの願いとは無関係なはず
→アポカリプスの再来を食い止めるのがサクヤにとって都合が悪い?シュウも言った通りだ、「サクヤはそんな子じゃない」
→2017年12月25日になにがあった?いや、なにかあったわけではないのか。リンカがいなくなっただけで、町自体はそのまま運営されてる
・サンタクロースを自称していくゥ!
・リンゴを……食べなかったか、交換したか。不自然な提案ということは「ただ単に食べないだけ」ではないはず
・音声ロックを解除して自室へ。そうか、そもそも「シュウ先生として過ごした事実」自体が存在しないから、シュウの声では重要な場所の音声ロックが開かなかったのか
・リラないしシスターはどこまで通じているのか。そもそもリラとシスターは本当に同一人物なのか
第12章 2節 錯綜するセルペンティターナ
・でっすよねー店長。改めてこれからよろしくお願いします
第12章 3節 アルトアトリエ・アトリビュート
→爺さんから聞いたあの知識を思い出せなかったら、聞くことがなかったら、正直ありえんくらい驚いて滅茶苦茶悔しがってたと思う
→だってよ、だって、これノベルゲームだぞ?文字を読むゲームなんだぞ?それで「登場人物達は文字を読むことが出来ない」なんて要素を仕込まれても正解出来るわけねえよ???
→いたのかな…アイヌ周りの知識を抜きにして文字の無い世界だって見抜くことが出来たプレイヤーとか
・つか「世界の~」の後、あれなんて書いてんだ?ちんうおう…中央?アケロ?拙すぎるひらがなとカタカナの混在からして町の住人の誰かが書いた
・教室に黒板が無かった……な か っ た !
→正確には「背景CGの教室の風景に黒板が描かれたものが一枚もなかった」んだ。確かにそうだ!クッソ、美術しか教えないってそういう隠し方も取れるってことか。上手いなあ畜生!
・ユネに全てを話すとユネが思い出した。初回リープ時に話した内容が全てではなかったと仮定すると、リンゴの効果の一つに「知恵のリンゴを食べた者が生命のリンゴを食べた者にその全てを告げると、生命のリンゴを食べた者はその全てを思い出す」ってのがあるとか?
・オーロラナイトを聞いて。生放送、対話型……それでシスターが寮にいる?待て待て待てわけがわからん。「ここでシスターを出す必要があった」ということか?
・うおおおおおリンカマン最強!リンカマン最強!!
・修、、、修!!?そっか、その可能性は一切考えてなかった!内側から外に出た人物がシュウと顔見知りである可能性!!
→ウォァァ私はこの作品のことをまだなにも解き明かしていなかった!ループの犯人を当てようと、識字力の秘密を当てようと、それがなんだというのか!この物語はここからまだまだ面白くなるぞ!
第12章 4節 リンカ
・キリエの力技な爆破がリンカも知らなかった地下道を見つけたってのは凄くイイな、こう……ええと、とてもイイ!(語彙力)
・21日、チャペル、ユネの練習。声が出なくなってるのはそうであるとして、なるほどそれで文字か。いやあよく出来てんな本当に。知らんけど
→「原罪」を表すこのアダムとエヴァの追放シーンを描いた絵画は数多くあるが、マザッチオのそれが出てくるまでの同シーンの絵画は無表情かそれに近い微笑であったという。《楽園追放》の凄いところは、この悲嘆に暮れるアダムとエヴァの表情を克明に描いたところといえる……とかなんとか
第12章 5節 声
・これリンカがいわゆる天才だったから外の世界に適合出来たんだろうけど、この町の一般水準な人間が外に出たらまともに生活できないんじゃないか?まず第一に字が読めないわけだし
・美意識。それは誰にも指図されない価値観である。翻すと「自分が納得できなければ、それは美意識を満たせない」といえる
→破壊の美学だったか。もし「自分が美しいと思っている、丹精して作った爆弾と同等かそれよりも美しい爆破を見せられたら」どうなるだろう?芸術家というものは往々にして負けず嫌いだと聞いたことがある
・ワタラセ学長、漢字だと渡瀬かな?彼がサクヤの相方という説も確かにあるが、話したいのはそこじゃない。このシュウなる人物、おそらく本名を渡瀬修というんじゃないかな?
→学長、渡良瀬惣一。良の字が入ったか
・ほーー、全員に食わせる気か。いいじゃんいいじゃん。これがどうなるのかまるで検討がつきません
・22時を越え、真犯人パート。キリエが現れる。そうかこの赤いウィンドウ、思い出したぞ!「グラン・ツアーへの招待」だ!一番最初、シュウがサクヤに細工される前の、《パリスの審判》をシスターが紹介していた時のパートだ。あの時の主観はシュウじゃなくお前だったんだな
・正直、状況証拠的にたぶんそうなのかなあってとこまでしか行かなかったが、たったひとつだけ根拠のようなものがある
→君はリンカの独創的な、いわゆる現代美術を高く評価していた。そのリンカはワタラセ学長の問いで右の絵画を選んだ。君の彫刻は、アレイア賞が確実なほど精巧でありながらも苦悶に満ちていて、王道とは言い難くそれこそシュルレアリスムの影響を感じさせるものだったようだ
→まどろっこしいからサクッと書くか。「お前が骨の髄まで芸術家で、かつ破壊の美学に魅せられたのだとしたら、犯人はお前だ」
・「おまえなら、話し合える」
→だーってよ、キリエ
・「描かなければならない」
→やはりお前は芸術家だ。その原動力は、完成へ至る病は、作り手として不可欠な熱情だ。私はそれを称賛する
・「限りある命を作品という色褪せぬ価値に閉じ込め、それでこそ人間は真なる美を獲得できる」
→はい弓川のアンチスイッチ入りましたー汝は悪です。限りある命だかなんだかは作品に閉じ込められる以前に既に永遠の価値を帯びていますので作品にしないと永遠にならないとか戯言にもほどがありますGGWP
・マルセル・デュシャン。残念ながら(現代アートに興味が持てないので)全然心当たりがない
・眼鏡の話、なんか最近あったな。最近か最近見たニュースか情報かは定かじゃないけど
→美術館で眼鏡を落としたか意図的に床に置いたかした人がいて、その床上の眼鏡には人だかりができていたと
・なんだろうな。これは私が現代アートに少なからず以上のアンチ精神を持ってるからなんだろうけど、そういう作品に対して「彼らはなにがしたいんだ」と思うことがある
→表現がしたいのはわかる。なぜ表現がしたいんだ?胸中の衝動や熱情を解き放ちたいから?ならなぜ「人に解釈を任せる」ようなことをするんだ?人に解釈を任せることを目的とした芸術が作りたくてそうしているなら普通にアリだとは思うが、それはそれで表現者として満足なのか?って思う
・シスターの話を聞き続ける。クローザ、フォークトラント、なぜこの町に文字が無いのか?やはり発想が逆なんだな、いや逆というかこの場合は完全に明後日の方向から当てたわけか
→「この町がアイヌ文化を下敷きにしているから文字が無い」のではなく「文字を無くすことで芸術の純度を高めようとした」と。うむ、強く理解できる。私にそれが可能な立場や金や権力があれば、もしかしたらそういう実験をしていたかもしれない
→アレやなあ、文字が無い町であるって気付きを得てから「なぜ文字が無いのか?」の疑問を深堀りしなかったのは明確な反省点やわ
・ヒイラギギドウ、柊?そういえばヒロインの誰かの節タイトルのどっかに『ひいらぎ飾ろう』ってのがあったような。誰だっけ
・まあ、そうでしょうとも(シュウの本名)
・そして場面は三人から二人へ。やっちまいな、名女優
・焦らす趣味が無い……?(コトハ姉貴)
・悪いな、ギドウ。私も愚か者だから分からないんだわ。さっき現代アートに向ける私の目線を書いたけれど、実際彼らが「内にあるなにかを表現するために真っ当にアートを作った」としても、私にそれは理解できないんだ
→ただ「こうなんじゃないか」と、委ねられた解釈する権利をそのまま萌芽させることしかできない。だから私は現代アートが好きじゃない
→心象はそれが発生した一番最初こそ最も美しい。でも、現代アートはとりわけそうだけどそれに限った話ではなく古典美術であっても、あるいは絵画や彫刻に限らないどんな『表現』であっても、それを通じて「一番最初の美」を真に理解する日は来ない。それが嫌だし悔しくて仕方ない
→だから「解釈の余地なく削ることなく、出来るだけそのままにしようとしたであろう表現」が私は好きだよ。こうやって書くと「いや、現代アートこそそれを目指した形だろう」って言われるかもしれないけれど、私にとってはそうじゃなかった。それだけだとも
・リンカとの比較、自身の過去の破壊。創作は誰かとの比較ではなく己の追求だよと、前の私なら言っていたかもしれないが。非常に無念なことに、私にもそういう作品が出来てしまった
→今もたぶんこれからも、きっと私はそこから抜け出すことは出来ないから、そこに関して私が言っていいことはなにも無い。それこそ悪魔に魂を売りさえすれば届くというのなら、そうするかもしれないんだ
「ただありのままにあることが一番美しいと思うし、だからこそ風景画を描いている」
→神の作り給うたってとこには一切同意できんが、まあ近いといえば近い
・あなたも私もオタクくん。ロクに聖書を読まない私が、書いてあることを利用するために、よく知りもしない一節を利用させてもらう。ちゃんとした引用の仕方から崩すから怒られるかもしれない。
ここからは聖書からの引用じゃないよ、同一性を侵害しちまうからな。
生まれる時、死ぬ時。創る時、壊す時。
嬉しい時、悲しい時。踊る時、嘆く時。
抱き合う時、離れる時。求める時、失う時。
語る時、黙る時。愛する時、憎む時。
聖書から都合のいいところだけ抜き出す時。
今を生きようとするあなたへ、親愛なるあなたへ、本作へ向ける中で最大の賛辞を贈ろう。世界は哀しみで満ちている。だが、喜びだって怒りだってある。それら全部をひっくるめて、今をただ楽しく生きるしかない。
日々を生きて、死するその時まで、ただ生きる。私の歩みに、私の生に、意味があってもなくても。ただ前だけを見つめて、進み続けるんだ。
むかしむかし、偉い人が言いました。
『希望とは、目覚めている人間が見る夢である』
「目を覚ませって言ってるんだよ!」
第12章 6節
愛しの君へ 明けない聖夜の祝福を
→兄さん!?!??
→えっ…えっ(素)
→アカンわ。カオナシになっとるわ今
・「先輩がこのこと、思い出したら……嫌われちゃうから」
(長い長い304日間を終える)
BGM:アメイジング・グレイス
(彼女の想いを聞き続ける)
選択肢だ。ゲーム的な正しさを追求するなら、ここでセーブをして、上を選んで、読み終えて、ロードして、下を選んで、ゲームクリアだろう。
私だって物語を読むのが好きだと自称するひとりなんだ。そこにある物語は読んで然るべきだし、途中まで読んで後を放棄することはそれを作った者達への敬意に欠けると思っている。だから私は選択肢が苦手なんだ!
彼女の激情を一度は受け止め、彼女や彼が何度も何度も繰り返したセーブ&ロードを「ゲームだから」と実行して、受け止めたことをなかったことにし、読了のために先へ進む。そんなことがいち読者に許されていいのか?この瞬間に限らず他の選択肢でも!他の物語でも!!
確かに一度読めば、その体験によって生じた心象は私の中で永遠となる。それを以て先へ進み、物語を完成させることで私の美学に沿うだろう。それはそれとして彼女のこの想いを一度でも否定しろと言っておられるのだよこの選択肢とかいう機能様は!
私は敬意を払う。創作物を生み出した作者や諸氏に払う。創作物の中のキャラクター達に払う。写真を撮る時はその風景に払う。いつか忘れてしまうとしても、自己満足だとしても、その瞬間を永遠へと閉じ込める代金として敬意を払う。
生きるということは抗うということだ。ままならない不条理へ、私は怒りを燃やし続けてやる。たとえなにも成し得なくても、抗おうとしたことにきっと意味はある。
故に、理性を以て上を選び、次に下を選ぼう。
・生命のリンゴは命を消費する。まあ分かる
・リラはこれシスターの親みたいなものだったのか。たぶんドイツの町での繰り返す者だったのかな
→もしかして、ドイツの町が滅びずに無事に解体されて終わったのはこの人の尽力によるものなのか?
・ユネが消える。さあ、ここでアップルパイの出番じゃないのかい?
終章
アメイジング・グレイス
・まーたヨウジはこの役目か!
・主曰く、右の頬をぶたれたら左の頬を差し出しなさい。それはそれとして俺はお前をブン殴ったからお前も俺をブン殴れスタイル!
ED『夜明けの虹を越えて』
・さて、それではいつものように「許せねえ」と怒りを焚きつつ、彼女の想いを挫きましょうか。なんかアフターって見えてるけど、これはサクヤとあとユネもかな?その二人のシーンを描いた後日譚になるのかも
(特に書くことが無いままユネ√完)
お疲れさまでした。読み物としてとても楽しい作品だったと思います。この10枚目では特に顕著ですが、読み手としての自我を結構出し(てしまっ)たプレイ記録になりました。お前の思考なんかどうでもいいんじゃいって人にはなかなか不愉快な記録になってしまった気がします。
さて。美しいものとは、美学とは、解釈とは。その問い達は、きっとすべてこの言葉で訊ねられるのでしょう。そしてここまで読んだ上で、私にとってのこの副題の訳は1枚目時点と変わりませんでした。
誰にも指示されない己だけの価値観。私にとっての第一印象至上主義。変わることがあってもなくても、その時々のそれをブレさせることさえしなければ、あなたも私も、彼ら彼女らも、その人らしく生きていくことが出来る。そう信じることも私の美学なのかもしれません。
”What color is your attribute?”
「あなたをあなたたらしめているのはなんですか?」
それではここまでお読みいただき~って締めるのも悪かねえですが、アフターなるものが残ってるのでそれも欠かさず読んじまいましょう。
ある晴れた日のミストラル
・こいつらデートより先に3回もヤったのか
・いいね、最後にサクヤの怖がり設定をちゃんと回収するんだ
舞い描く言の葉
・開幕からこれか!見た目によらない肉食系なあなたはやはり好ましい
・コトピンクの衣装かこれ。どこに切れ込みが入ってたんだろう
→こういう戦隊モノってショッキングピンクなイメージあったわ。普段の制服と色合いが似てるからちょっと気付かなかった
星の咲く夜
・この誘い受け系後輩である
・ぶどう、ジュース……?
・サクヤはこの町の住人だから知ってるんじゃないの?えっなに、アレイアだけの特殊な風習なの?
・ここにきてハジけてきたなシスター……
・シーン2。なんか心なしか後輩の胸が普段よりもデカい気がする
→そういやキリエとコトハには4シーンあるけどサクヤとユネはどうなんだろ
・
↑午前1時半頃に力尽きた痕跡
・18日19:54、ラストスパートだ。24日のうちの日付が次へと変わる直前にクリアするのはとても美学的だが、なにぶん楽しい物語だったからな。(私にとっては)ハイペースで読めたからそうはならなかった
・人食いサンタ回…そういや寝落ちする直前にそんなことをやってたなあ
・すっごいナチュラルに流してしまったけどハニーって男性から女性にじゃなかったっけ?そこはダーリンじゃないんだ
・無茶です監督!!
・そうか、中の道具だとナレーションが後付けできないのか
・せんべいとシャンプー作ってる会社…あまりにも心当たりがねえ。あれか?米菓専門のとこが米方向で美用品のサイドビジネス始めたんか
・この監督構成力皆無だな(辛辣)
・シーン3。うーん、シュウさんのスケベというか変態
→実際ああいう生活をするとそうなるのかな?夢精、夢精なあ。世の女性に劣情を抱k……いや、これ以上は考えるのをやめよう
・シーン4!明らかにペースが速い!
→けどメイド服サクヤのズリからのズリからのバックを最後に持ってきたウルトラ名采配にキリエちゃん人形を進呈だ!
・(サクヤの声……大丈夫かな……)
→キリエ!今だ、渾身の床ドンを聞かせてやれ!!
・1月27日。急にしんみりするじゃん
天色のアレゴリー
・君ら開幕からおっぱじめすぎじゃない?
→邪魔をするな貴様ら!!!
・ドーナツではしないんだ、それ。別にしてもおかしくはないというか、結構ロマンチックだなとすら思ってたんだがな。やはり弓川はあまりにもそういう知識に疎いらしい
・やめろリリセン!そのイベントは駄目だ!
・これ中身一緒か
・映画も同様。うーん、もったいないな。それともこれも書き手の主張なんだろうか。サクヤの想いに対してどうするか、どちらを選んだとしても同じ幸せな未来が待っているよーとか、そういう可能性もなくはない
・ユネとの札幌旅行後のシーン前。変なとこで直感がヒットした。いや知らんけど(先制攻撃)
→ライター様……冬茜トムさんだっけ、もしかしてこのユネアフターみたいなの大好きなんじゃない?こう、安直に言うと「こだわりを感じた」
・ハイペースにシーン3シーン4。うむ、サクヤアフター同様に他二人と数を合わせるがゆえのペースにも見えるが、ユネの変わりように拍車をかける表現でもあるようですごくいい
夜明けの虹を越えて、天色のアレゴリーを纏って、形のない祝福を。
ユネ√を終えた後に貼ろうと思っていた音楽は、きっとそこまで似つかわしくないと思えたので貼りません。
それでは改めまして。
『アメイジング・グレイス』 読了です。
ここまでお読みいただいた方がもしいらっしゃいましたら、長らく長らくありがとうございました。