その日は突然に。
その日は突然にやってきました。
ある朝、徹夜でネトゲなんかしてて朝飯食ってたある朝。7時すぎでしたかね。
ピンポーンってチャイムが。
こんな朝早くから誰だろ?とドアを開けると、大勢の男性が立ってました。
まあ何となく察してしまうんですが、
「○○さん?○○県警の物ですが、○の件、と言えば分かるよね?」
とまで言われたんですが、往生際が悪く、まだどこか逃げ切れると思ってしまってた世間知らずの甘い俺はシラを切ってしまいます。
刑事さん達も失笑しながら、裁判所発行の礼状見せて家宅捜索をする旨を告げられました。
それでも逃げ切れると思ってた馬鹿な俺は、まだのんびりしてて、闇口座の通帳とか見つかるやろなー、どう言い訳しようか、などと温すぎる事を考えてます。この後、大変な事になる事も知らずに・・・
ちなみに礼状は、最初の方にやらかした、稚拙すぎる方法で詐欺した分のでした。
ドカドカと刑事さん達が自分の部屋に雪崩れこんできます。
そしてまあ、ホントドラマみたいに引き出しやらクローゼットやらばんばん開けて中身出したり、あの辺は、ドラマの通りですね。
そして、軽い事情聴取もはじまりました。
【続く】
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