ひなたフェス2024 パレード撮影の話
2024年9月7日・8日に宮崎県で開催した「ひなたフェス2024」、ライブ会場であるひなたサンマリンスタジアム宮崎を中心に広大な宮崎県総合運動公園のほぼ全てを使用した大規模な日向坂46の単独フェスに両日参加しました。
9月7日、8日に「ひなたフェス・スペシャルパレード」と称して宮崎学園高等学校の吹奏楽部と日向坂46メンバーがコラボパレードを行うことは事前に発表されていましたが、開催前日の9月6日に驚きの告知がありました。
まさかの撮影可能、そして掲載(拡散)推奨。
国内で坂道グループの撮影機会があるとは夢にも思っていませんでした。
大喜びでα7IVとTamron 28-200mm f/2.8-5.6を持って宮崎に乗り込みました。(理想は純正100-400mmのGMレンズでしたが、前日の告知ではレンタルも間に合わず…)
ここからは要点を絞って簡潔に書いていきたいと思います。
もし、来年再来年とひなたフェスが継続的に開催され、パレードが撮影可能だとしたら、今回の撮影を踏まえて次回以降に活かすことが本記事の目的です。つまり、今回どこからどんな写真が撮れたのか、次回があればどうするかを書いていきます。
どこからどんな写真が撮れたのか?
まず、パレードのルート説明です。
ピンクの太線がパレードのルート、その中の緑の細い線がバスの運行コースです。左端からスタートして右方向に進み、行き当たりの T字路を右折(図の上方向)、③で方向転換して下方向に真っ直ぐ進んで終了でした。
次に拡大図に書き込んだ丸数字は撮影場所です。
9月7日に①②③④、9月8日に⑤⑥で撮っています。パレード中の移動は走ったり、他人を押し退けたりせず、早歩きで移動しました。また、肝心の太陽☀️の位置を図に追加しました。同じ時期の開催ならほぼ変わらないはずです。
① 逆光が厳しい難所
逆光(メンバーにカメラを向けた時にメンバーの背後に光源(今回は太陽)がある状態)になるのは分かっていましたが、色々あって最初はここから撮りました。
間近にみるメンバーの可愛さは素晴らしかったのですが写真は散々でした。レフもストロボもないのにド逆光で撮るなんて我ながらアホすぎました…。撮影目的ならここはお勧めできません。
ただし、メンバーとの距離が近く比較的空いているので写真を撮らない人はお勧めの場所だと思います。
バスが通り過ぎると太陽にレンズを向けずに撮れるので、上のように比較的まともな写真が撮れますが、通り過ぎた後なのでレスは期待できません。
② 順光で両側のメンバーが撮れる好ポジション
自分が太陽を背にする形で陸上競技場側から第二陸上競技場に向かって撮るとバス上のメンバーの顔が太陽に照らされる順光で撮ることができます。また、バスが往復するルートなので往路は右側にいるメンバー、復路は左側のメンバーの両側が撮れるとても良い場所だと思います。
③ バスが方向転換するので撮影時間が長く、良い条件で撮れるポジション
ここはバスが方向転換する場所で、演奏を一旦仕切り直すリスタート地点だったのか少し停車していました。両側のメンバーを見ることが出来て、比較的レスももらい易く順光〜サイド光とかなり良い条件が揃った場所だと思います。
Xにポストした中で一番反応をいただいた写真もここで撮りました。
2日目はここで撮っていないのでわかりませんが、初日はそこそこ停車時間があったためかメンバーが思い思いの行動をしていてシャッターチャンスは多かったと思います。
メンバーの顔の向きにもよりますが、順光寄りのサイド光(顔の横に光が当たる)で撮りやすかったです。
④ 人気のT字路
③から移動して初日の最後はここで撮って終了しました。
当然ながら多くのおひさまや地元の方々で埋め尽くされているので、邪魔にならないよう後ろの方から撮りました。
前の人たちの手や団扇などが被りますが②と同様にほぼ順光で撮れるため、予め前の方で待機出来そうなら普通に見るにも撮影するにも良い場所だと思います。(嫌味ではなく参考のためにあえてメンバーに被ってる写真を掲載しましたが、被りなしの写真も撮れています)
2日目はこのT字路に10時頃から待機している人も多く、人気が高い場所だと言えます。
⑤ ほぼ順光でメンバーと目線を合わせたい人向けの階段
パレードをバスの近くで見る場合、間違いなく下からメンバーを見上げる形になります。距離は近いけど写真を撮るにはあまり良い状況とは言えません。なぜならメンバーがこちらを見るために下を向けば顔が影になって暗くなりますし、メンバーが遠くの観客を見ようと顔を上げればこちらはメンバーの顎しか見えないからです。
バスの天井から上半身を出しているメンバーと同じ目線の高さになる場所はこの津波避難高台への階段と反対側のひなた陸上競技場のコンコースですが、距離が近くて順光になるのは津波避難高台への階段です。階段は3ヶ所あります。(⑤、スタート地点近くの階段、⑥の下の方にあるゴール付近の階段)
2日目は初日の反省を活かして順光になる場所で撮ろうと決めて⑤で待機しました。先ほどの階段の写真は12:31に撮影したものですが、パレード2時間前でこのような状況です。階段は余裕です。
思った通り、同じ目線の高さで太陽光に照らされたメンバーを撮ることが出来ました。ただ、昨日向こう側にいたメンバーが今日はこちら側にいるのではないか(いて欲しい)という願望は叶わず、昨日と同じ側にいるメンバーもいればそうでないメンバーもいました。
ここで藤嶌果歩さんを撮りたかったのですが反対側でした…(泣)
実際にはもう少し階段を上がることでもっと目線の高さをしっかり合わせることができたと思うのですが、その分メンバーとの距離が離れてしまいます。そのため、使用しているレンズの焦点距離や手ブレのリスクなどから撮影場所を検討すると良いでしょう。
ここは撮影するにしてもパレードを眺めるにしてもとても適した場所です。
ただし、バスが通るのは一度きりで片側しか見ることが出来ないため、そこは注意が必要です。
⑥ 撮りやすいがメンバーが片側のみ、街路樹の陰を活用
⑤で撮り終え、高台を上って斜めに走る坂道を下り⑥の位置へ移動しました。バスは反対側へ進んでUターンしてこちら側に来るので移動にも余裕があります。
この場所の問題点は太陽がメンバーの正面に来るため、順光すぎることだと思います。下の富田さんのように手をかざして日光を遮るメンバーもちらほらいたり、しっかり目を開けることができないメンバーも多かったように記憶しています。
ただし、街路樹が太陽を遮る場所もそこそこあるので、良い場所を見つけられれば悪くない場所だと思います。ここも片側メンバーしか見ることが出来ず、しかも⑤と⑥は同じ側です。悪くはないけど少しクセのある場所という感じでしょうか。
まとめ
もし、今回と同じ条件(時期、時間、場所、ルートなど)でまたパレードが撮影できるとしたら③~④で撮ると思います。理由は以下2点が大きいです。
順光であること
方向転換して両側のメンバーを撮ることが出来る区間であること
ただし、一番撮りやすかったのは⑤の階段です。目線の高さを合わせることが出来れば、写真の出来映えを大きく上げる要素になると思います。
理想は⑤で撮ってすぐに③に移動ですが、パレード中は道路を横切ることが禁止されていましたので、⑤→⑥の移動しかできません。これだと撮りたいメンバーが逆側にいたら撮れずに終わってしまうので③~④が無難であるという結論です。
パレードで撮影した写真はXに投稿してありますので、よろしければそちらをご覧ください。
https://twitter.com/ArLivePhoto
また、アイドルのライブ撮影に関するnote記事をいくつか書いていますので、もしご興味があればそちらもご覧いただけると嬉しいです。
お願い
開催されるかどうかはわかりませんが、次回に向けて本記事の情報量と質を上げるため、情報提供にご協力いただけないでしょうか。
特に以下の情報を求めています。
スタート地点、ゴール地点の様子(滞留時間の目安やメンバーがバスを乗り降りする場面が見られたのかなど)
T字路で右折するときの様子(一度止まったりしたのかなど)
③→⑥の直線で、道路を挟んで逆側から撮った写真を見たいです。(逆光だから厳しいと思いますが実際どうだったのかなと)
2日目(9月8日)の③の方向転換で滞留時間があったかどうか
その他、ここからこんな写真(動画)が撮れたよという情報があればコメントや写真や動画のあるSNSのURLを貼っていただければ喜んで見に行きます。本記事に関する質問などもあれば気軽にコメントしてください。
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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