生まれた時間が教えてくれる「意味」とは:命式「時柱」:四柱推命・命式
「気」は絶えず巡ります。
止まる事はなく、順番に、淡々と、絶える事なく巡ります。
「万年暦」には、その巡る運気が記されていて、鑑定士はこの「万年暦」を使って、暦を読み取っていきます。
暦は二つのパーツから成り立っています。
「上」のパーツは、「表の気」
「下」のパーツは、「裏の気」
表のパーツは、十の十干から
裏のパーツは、十二個の十二支から成り立っています。
干支と十二支がワンセットとなり、一つの「気」を示します。
十個の十干と十二個の十二支の組み合わせは、全部で六十個あり、それらを「六十干支」と呼んでいます。
六十干支すべてには、「木火土金水」の「気」が宿っています。
「気」の宿り方は、六十個すべて違います。
その違いが「個性」となるのです。
四柱推命は、生まれた年を「年柱」、生まれた月を「月柱」、生まれた日を「日柱」、そして、生まれた時間を「時柱」と捉えて、四つの「柱」の「気」の宿り方で、その人の「気の特徴」を読み取っていきます。
四つの柱の事を、「命式」と呼びます。
「命式」は561600通りあります。
たとえ同じ「命式」だったとしても、人は環境によって「成長」します。
巡る運気により、その人が選び取る「気」が違うので、誰一人として同じ「人」はいないし、全ての人が、みんな「個性的」なのです。
生まれた時間、すなわち、「時柱」は、
「人生の辿り着く場所」を教えてくれます。
上のパーツは、「誰に、どの様にして」
下のパーツは、「どんな思いを、何のために」
この世での、自分の目的というか、目標というか、何を残したいのかを「時柱」は教えてくれます。
それを「達成」するために、人はたくさんの「経験」をし、「課題」をこなして、そして「最終形」として人生を全うするのです。
生まれた時間がわからなくても、暦はちゃんと教えてくれています。
人生を大きく決める出来事は、実はとても「小さな違和感」や、「些細で何気ない一歩」から始まるのです。
これまでの出来事と、暦の流れを読み取って、感じると、どんな「気」が巡る時、小さなきっかけを、自ら起こしていたか、を知ることができます。
情報が溢れかえり、無数の選択を迫られ、選んだ事、選ばされた事に、全て自分で責任を取る事を強く求められる今、自分がやりたいと思う事を、声高らかに宣言するのは、とても大きな勇気がいります。
でも、逆に、宣言しなくても、「必要のないもの」に近づかないとか、「視野に入れない」とか、ずる賢く立ち回るのも、ありなんじゃないかなと思っています。
結局は、欲しいものは欲しい。
要らないものは要らない。
取り方や、捨て方に「こうでなければならない」はありません。
生まれた時間がわからないお客様には
「勝手に自分で、都合のいい時柱を作っちゃいましょ!」
と、おススメしています。
暦はちゃんと教えてくれています。
暦と向き合うと、答えを暦の中に見つけることができます。
私はこれが大好き
私はこれが楽しい
私はこれが必要
それが貴方の「人生の辿り着く場所」です。