日誌百五十六日目
・業務日報(6)
業務用ソフトをどれにするかを考えている。
少なくとも独立後の最初の一年(そもそも独立自体が来年度以降の話なんだが)は、既に確保済みの事業所一つを捌くのに専念する予定なので、業務量的に見て大したものにはなりそうもない。e-govとExcelのあわせ技でゴリ押ししても余裕だろう。とはいえ、中長期で見るのなら、早めにシステムを決め打ちして操作に慣れておくのはマストだ。だいたい今どきe-gov直提出のスキルなんぞ磨き直しても、時間と労力の無駄だろうしな。
これまで触ったことのあるシステムはいくつかあるが、その中で零細事務所の手が届くのはおそらくcells台帳くらいだろう。値段もお手頃だし、機能的にも必要範囲を十分にカバーしている。しかし、Excelベースで見た目が恐ろしく野暮ったいのと、クラウド方面が弱いのとで顧客への訴求力は雀の涙と見られる。加えて、帳票サンプル配ってるってので先日応募してみたら「今在庫切らしてるから来年の1月まで待ってねメンゴメンゴ」みたいなメールが返ってきていい感じにトサカに来たので候補から外した。この野郎。
思い起こせば、昔ちょっと触っていた頃にもサポートのレスポンスがめたくそに遅くて戦慄した記憶があるわけだが、まぁそういう運用が基本方針なんだろう。マンパワー的に見てお世辞にも潤沢とは言えない。もちろん支払い相応のサービスというだけなんであって、値段分の仕事はされているのだろうが。繰り返しになるがcells台帳、機能的には十分なものがあるのである。
でも流石にサンプル送付が半年後はねえよ。向こうとしては特別サービスのつもりなのかもしれんが、半年先までチンタラ検討待ちしているようなケースなんて稀だろうし、心証悪くするだけで初めからやらん方がマシなのではないか? 実際今回客一人逃しているぞ。まぁ検討先の一つとして上がっていたというだけなので完全に予定客というわけではないけれど、少なくとも候補の一つではあったわけで。
てなわけで、現在流行りのクラウド系サービスのいくつかに資料請求中。使ったことないシステムばかりなので中々一筋縄では行かなかろうが、幸い時間的余裕はまだまだある。じっくりみっちり比較した上で結論を出すことにしよう。