日誌二百三十一日目
あちこち探してみたが、残念ながらこれだという講義は見当たらなかった。
いくつか視聴したところ、面白そうなもの自体はそこここにある。しかし、序盤の講義数回分だけ上がってそれ以降音沙汰がなかったり、シラバスと講義ノートのみで動画本体が見当たらなかったり、英語オンリーだったり。なんだかなあ。工事中まみれの個人サイトじゃあるまいし。
現段階では日本語環境のオンラインかつ無料でリベラルアーツをやるのは時期尚早ということなのかもしれない。
あと何年かすれば口語の全自動翻訳というのも現実味を帯びてくるようだし、しばらくは待ちの姿勢ということで。時期が来るまでは一般書籍で我慢していよう。
・Seeking Dawn(6)
第三マップ(洞穴ステージ)クリア、第四マップの半ばまで到達。
第四マップは開けた雪山ステージ。冒頭画像のとおり、そこそこ壮大な雪景色が目の前に広がる。急勾配な登路を上がっていく道中はさしずめ雪山登山のようでなかなか楽しい。
このままVRが発展すればリアルな観光やアウトドアはだんだん廃れていくという説があるが、実際にこういう体験に身をおいてみると、なるほどそれなりに説得力がある。もちろん、現段階だと画質は現実と見紛うばかりとまではいかないし、身体を動かすのもスティック任せで齟齬は大きいので、まだまだ技術的なブレイクスルーが必要なのだろうが。
しかし、便利アイテム周りはシステム的にもうちょっと何とかしたほうが良いなこのゲーム。
キャプチャーツール使うのなんか、最初は楽しかったんだが、それは単に武器が一丁しかなく片手がフリーだったことで片手間でアイテム収集が出来ていたからで、現状火力優先で両手にサブマシンガンとショットガンをそれぞれ持っている都合、キャプチャーのためにはいちいち武器を引っ込めてツールに持ち替える必要がある。ただでさえ面倒くさい上に、鉱石と木材で必要ツールが異なる(おまけにツールごとの見た目が区別つけづらいんだこれが)せいでダルさ五割り増しである。
最低限の装備が揃ったこともあり、第三マップの半ばからこっち、ほとんどキャプチャーしておらず採集周りはほぼほぼ死んでいる。
フラッシュライトにしても、点けると片手が塞がってしまうので非常に不便。武器を改造して備え付ける形にしたほうが良かったのでは? 別に常時点灯していたからって困るようなこともないだろうし。
円形状のショートカット等、インターフェース自体はよく出来ていると思うんだけどねえ。レスポンスも良いし、ゲームの雰囲気にも合っている。移動時や戦闘時の操作もそれぞれ直感的だ。ただ、そうした基本部分の完成度が高いからこそ、細かいアラがどうしても気になってしまうというか。
贅沢な悩みではある。