日誌二百三十五日目
・Seeking Dawn(7)
第四マップクリア。
ステージラストに挿入される二度目の拠点防衛戦がかなりキツかった。四回か五回はリトライしてようやく持ち堪えられた。冒頭に上がっているクリア直後の拠点画像に火の手が上がっているが、ようは陥落寸前の印であって勝てたにしてもギリギリの勝利である。いやー、シンドイわこれは。
攻め寄せてくる敵が人間兵士でフツーに遠距離攻撃しまくってくるのだが、制限時間内で殲滅するためには隠れてこそこそ撃っている場合ではなく、必然的にカニみたく全力で横移動して敵射撃を避けながら撃ち続けるというB級アクション映画的ムーブをすることになるんだけども。VR画面だとなかなか足元に注意がいかない都合、横移動しっぱなしでいると岩だの割れ目だののオブジェクトにキャラクターが引っかかる→足が止まってしまい敵射撃が殺到し蜂の巣になって死亡というのが定番パターンで。ただでさえ不自然な動きをしているせいで酔いやすいというのに、理不尽な死に様を連打させられてフィジカルメンタルともに随分と堪えた。
前に拠点防衛はわりと面白いと書いた覚えがあるが、アレはあくまで敵が平押ししかしてこないクリーチャーのみで射撃武器が圧倒的に有効だったからで、相手も人間サイズかつ射撃能力有りだと色々とツラいゲームのようだ。通常画面FPSに比べてプレイヤー側がハンデを負っている(視野も狭いし動きにもより制限が掛かる)こともあり、プレイヤーに下駄履かすか相手をナーフするかしないと楽しいゲーム性にはならないのではなかろうか。まぁ、このへんについては私自身があんまり銃撃戦が好きではないというのもあるかもしれないが。そもそも人(ゾンビは除く)を撃つこと自体にそこそこ忌避感がある方なので。
VR酔いを食らったので今日はここまで。ワープポータルのスロットを考えるに、おそらく次の第五マップでラストステージと思われる。この調子で行くと今週中には最後までクリアできそうだ。
Seeking Dawn、良いゲームではあるんだが、装備の強化やレアドロップ狙いのようなやり込み要素はなさそうであり、周回プレイに挑戦するモチベーションは湧いてこない。エンディング見たらそのまま次のタイトルにスライドするタイプのように思われ、潰せる時間で換算するとお得感はイマイチかもしれないな。
もっとも、長時間楽しめるVRゲームというと、今の所SkyrimとAirtoneみたいな音ゲーくらい(BoxVRみたいなエクササイズ系はゲームとしてカテゴライズすべきかビミョー)しか思い当たらないので、単に高望みしすぎているだけという説もある。
なかなかVRでコレというやり込み先が出てこないのは悲しいなあ。個人的には、あっちやりこっちやりするよりも、同じゲームを腰を据えてジックリやるというのが好きなんだけど。