日誌六日目
・Oculus Rift(1)
VR用の入力デバイスについての覚書。
Riftのこと、というか、VR機器についての話になるんだが。私の使用機器がOculus Riftなのでこのカテゴリに放り込んでおく。
VRゲームは、入力デバイスごとのコンテンツの向き不向きがかなりキツいんではなかろうか?
自身の動きがよりダイレクトに反映されるため、ゲーム内での手の動きと入力デバイスを持つ際の持ち方が異なると違和感が大きい。
Riftのハンドコントローラ(Oculus Touch、トップ画像参照)はかなりフィット感の強い握りしめるタイプなので、BoxVRのようなボクシング系の動きには相性がいいのだが、BeatSaberのような棒を振り回す系には今一つに思える。グリップよりも手のひら全体で覆うようにして固定するため、振り回すと手の内からすっぽ抜けてしまいそうに感じるんである。
おそらくこの構図はPSVRのモーションコントローラーだと逆になるだろう。棒型なのでBeatSaberには合うが、BoxVRだと握りが緩くなってイマイチのはずだ。
既存ゲームでは自明のものだった、ゲーム内の動きと入力機器の操作を脳内で変換翻訳するワンクッション。VRではその部分の必要性が薄れていくわけで、いきおい、リアリティが強くなればなるほどユーザーの許容度は小さくなる。
この手の向き不向きからくる違和感は、あんがい根強くて影響大かもしれない。
いっそのこと、まずデバイスの形状ありきで逆算的に企画されたコンテンツのほうがヒットに結びつきやすいかも?
・MtG Arena(5)
エスパーの割合こそ徐々に増えてきてはいるものの、未だにBO1がアグロ中心に回っている事実には違いない。
ティムールコントロールはインスタントタイミングでカードいっぱい引けてとっても楽しい、んだが、全除去が半端者のCannonadeしかないという対アグロには致命的すぎる欠点がある。
てなわけで、その欠点を払拭すべく色変えを試みてみた。赤out、黒in。こないだのMultani先生チャレンジでシミックやスゥルタイカラーを弄ったときに意外と悪くないなと思ったんである。
先生チャレンジ自体は見るも無残で時間の無駄だったが、怪我の功名もあるもんだ。リストは以下。
コンセプトっつうか、やっていること自体は今までのティムールコントロールと変わらない。Wilderness貼って裏と表で重量級スペルぶっぱ。ただ全除去とマイナス除去にライフ回復まで取れるぶん、赤白両アグロにはめっぽう強くなった。
それでも連戦連勝とまではいかず、特に赤単相手だとそこそこ焼き切られることもあるあたり、初期ハンド補正(アリーナBO1には初手に土地が適正枚数揃いやすいよう補正がかかる)込みの先手アグロの恐ろしさが分かるが、流石にかなり有利はつく。
反面、カウンターの枚数が7→4に減り、ExplosionがHydroidに変わってインスタントタイミングの柔軟性を失ったことにより、エスパーコン相手はめっきり不利になっている。
ハンデスもないし置物除去もTrophy1のみだしで、2枚入ってるAzcanta以外見るべきところがどこにもない。
そこらへんこっちも積み増せばある程度戦えるようにはなるだろう。しかしそれをやるとアグロの群れに弱くなって本末転倒なのでまぁ已む無し。
除去の構成やらカウンターの枚数やら、まだまだ調整できるところは多そうだが、とりあえずこのリストでCEをワンセットこなした結果は以下のとおり。
後手白単 ○
(Ritual of Sootがぶっ刺さる)
先手エスパーコン ✗
(順当に展開し合って順当に負け)
先手赤単 ○
(Ritualが奇麗に決まり、ライフゲインも重ねるもギリギリの勝利。Frenzy久々に居座らせたけど相変わらずやべー)
後手赤単 ○
先手スゥルタイミッド ○
(グダらせた後のアド取り合戦からのBiogenic Ooze無双)
先手黒単アグロ ○
後手赤単 ○
(ライフゲインほんと偉い)
先手相手ワンマリ赤単 ○
7-1
相性通りの結果だなあ。とりあえずアグロ各種には勝てる、ミッドレンジ勝負も悪くない、そしてコントロールがどうしようもない。一応、BO1のメタにはティムールより遥かに合っているんだろう。
細かいところも特に調整する必要なくこのまま使い続けられそうな印象はある。
強いて言えばTrophy二枚に増やしたい気はするが、その場合減らすのはピン除去になるので結局前述の二律背反問題になるだけで、動かさないほうがマシ、というのも十分ありえそう。
しかし、使ってて楽しいのはやっぱりティムールのほうで、Hydroidでチンタラ引いているこっちはいまいち爽快感が薄い。その日の気分によって使い分けるようにするか。
なんだかんだ最終的にはティムールに戻っていくような気もするな……。