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日誌八十四日目


・in death(3)


 どうも腹具合が悪くて一日中寝込んでいた。ここ数日天候が崩れ気味であり、気圧差や湿度差が激しいのが身体に響いているのかもしれない。ようやく仕事にも慣れ始めたここに来て、クローン病に再燃されると色々困るわけだが、あれこれ気を揉んでみても今後どうなるかは風まかせというか身体任せなわけで。まぁ、なるようになるさ。

 寝込んでいたとはいえ、一応今日もVRゲームには手を付けている。一昨日のAirtoneに続き、これまた久々にVR弓ゲーのin deathを起動。以前ヘビーにプレイしていた頃には、頑なに弓しか使っていなかったのだが、今回は初期選択でボーガンを手にとってみた。

 確か少し触っただけで性に合わないと思って使うの辞めたんだっけ? 何ヶ月も前のことだからだいぶん記憶が曖昧になっている。

 ボーガン、改めて使ってみて再認識するが、ぶっちゃけゲームバランス的にはかなりの壊れ武器ではなかろうか。弓に比べると恐ろしく連射速度が早いので、ちょっと操作に慣れるだけでHPが高い強敵の黒アーマーでも一瞬にして矢衾にしてしまえる。矢の装填には両手を使うものの、ただ撃つだけなら片手で足りるため、弓に比べて取り回しもしやすい。単にゲームを進めるというだけなら、最初からボーガン一本でやったほうが遥かにスムーズに行きそうだ。

 全身を動かす臨場感が薄いのが、VRゲームとしてはかなりでかい難点ではあるものの。

 今日の自分も、序盤は敵に向かって乱射してトリガーハッピー化していたが、そのうち単調に感じてやる気がダダ下がりしてしまった。新武器等と連動している実績がほとんど解除済みなせいで、これ以上やり込むモチベーションがそもそもあまりないというのもあるが。しかし、やっぱりこのゲームは弓でプレイするほうが楽しいんじゃないかな。

 装填>撃つという動作を噛ますせいでどうしても狙いが甘くなるボーガンと違って、しっかり狙って当てるというのが体験できる。難易度的にも程よくなるし、クリスタルを放り投げて移動するシステム的にも弓のほうが合っているように思う。

 弓ゲーはやはり弓ゲーなのだ。たぶん。

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