日誌百三十一日目
・事務指定講習(4)
てなわけで最終日。
朝方講堂に入ると、雰囲気が昨日までとビミョーに異なっていた。行き交う話し声でザワついている。受講者間でのコミュニケーションが活発になっているようだ。
講習は今日でアガリである。意識を切り替えて、今後につなげていこうという判断をされた方が多いのだろう。
同じ試験を通っているとはいえ、各々のバックグラウンドはまるっきり異なる。そんな集団の集合知を活用するためには、前もって顔をつなぎ、人脈を広げておかなくてはいけない。そうすることで初めて、前提を共有し、苦しみを分かち合い、利益は独り占めすることが可能と……いやいやいや。Win-Winって大事よね、うん。
まぁ、私自身はそのよーな流れにはまったく乗れていないワケですが。
コミュ障勢としては、関係性を維持し続けるための労力を支払うのが普通にツライの。お仕事という枠組みがあればやってやれなくもないんだけど。今回の講習という環境は、その大枠としてはちょっと弱いかな。
もったいないことをしているという自覚はあるが、性分なもんで。
さて、本日の科目は午前が国民年金、午後が裁定請求である。
国年担当者の方は講師歴15年のベテランとのこと。その経歴には嘘はなく、話し方は洗練されていたし、内容も飽きさせないものだった。
ていうかのっけから「おめーらもう試験受かってんだから制度の説明なんかテキトーにして実務の経験談メインにすっぞ」とぶっちゃけておられ、受講生のニーズというか勘どころを良くご存知だ。講義の復習力が高まりすぎると眠気マックスですからのう。
挙手でアンケートを取ったりする一幕もあった。なんだか普通にコンサルのプレゼンみたいだな? 講習受講生の国年被保険者内訳をチェックしたのだが、一号が30%弱、二号が60%強、三号が10%弱といった感じであった。社労士受かってる時点で真面目な人な可能性が高かろうし、まぁ勤め人が多いわなあ。そらそうか。
昼食を挟み、最終講義は裁定請求。
こいつが思わぬ伏兵だった。請求ということはとどのつまり、行政への書類提出が本丸である。そのため、三時間延々と書類の書き方のレクチャーが続いた。続いてしまった。
そこチェック入れて。あそこの記入を忘れるな。フォーマットは何種類あって、同時提出すべきはアレで、年齢要件はいくつで。場合によっては添付書類が有ったり無かったりなんやかんや。
こちらも担当者の方はベテランで、説明に過不足はないんだけども、内容が内容だもんでひたすら眠い。マジで眠い。
たーすけてー。
……ラストに潜んでいた強敵に一同グロッキーになりつつも、スケジュールを終えた。
修了認定証をゲット。そのまま、近場に座っていた方々に挨拶すらすることなくとっととおさらば。後半席順がほぼほぼ固定化されていた都合、朝方に挨拶を交わす程度の交流はあったのだが。
なんでそんなに慌ただしかったのかというと、急げば帰りの電車の乗り継ぎがスムーズになりそうなタイミングだったのだ。
薄情でスンマセン。
本日で社労士登録が可能となった。現職の関係上、近いうちに開業登録することになるだろう。
とはいえ、細かいところについてはまだまだ未定である。中期的な目標をどこにおくのか。どういう働き方を目指すのか。社労士会にはどれくらい関わるのか。
そもそもどの程度労働に、ひいては社会生活にコミットするのか?
先行きの選択肢はそれなりにあるようだが、どの方角にも明瞭さが欠けている。マジでどうすっかなあ。決めるのめんどくさい。
・BoxVR(65)
新重り、30分強、額面消費350kcal弱。
久々に書くのを忘れそうになっていた。プレイ自体はしていたんだが。
時間も少なめだし、なんだかんだ講習で疲労が溜まっていたんだろうなあ。肩こり気味なところに運動負荷も乗っかって、明日は珍しく筋肉痛かもしれない。
ていうかこれ書いてるの明日で実際筋肉痛である。だるだる。