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勝者にならずに誇り高く生きて死ぬ道

こんにちは。
ねずみオヤジです。


寒いですね。
今日は休みなので家にいます。
家にいると…本当に寒いです。

なぜなら,電気代が高くて
エアコンをつけられないからです。

特に,夜の冷える時間帯は,
職場で過ごしたほうが,
ずっと家計に優しいですね。

さて。
この電気代,
ますます上がっていきます。


電気代にかかわらず,
様々なモノの値段が
上がっていきます。


そして…
政府は,こんな状況下で
某国家の顔色をうかがいながら,
ますます増税しようとしているのです。


小学生時代,
歴史の授業に,
年貢が払えなくて一揆が…
なんて聞いて,
なんて酷い時代だったんだろう…と
幼心に思ったのは覚えていますが。


今はそれ以上の
「圧政」
とも言えます。


そして…
富める者はますます豊かになり…
そしてて,
貧しいものは,ますます搾取されるのです。


まあ,
一部の富裕層は,
そういった政府の無為無策に
対抗しうる知恵とリソースがあるので
しのげるでしょう。


でも…
末端の木っ端派遣社員には,
そんなものはありません。


イソップ童話で言うところの…
アリとキリギリスでいうところの…


アリみたいに,
必死に働いても,
日々の生活が精一杯で,
それ以上のものは,国が搾取するので…


冬への蓄えが出来ず,
いざ冬が訪れたら,
何もしないキリギリスと同様に
野垂れ死ぬ未来…


そんな感じでしょうか。


こんな時代を,
どう生きたらいいのでしょうか。


ひとつは…
歯を食いしばってのしがっていくこと。


2割の富裕層と
8割の貧困層とで
成り立っているなら…


死にものぐるいで,必死になって,
8割から脱して
2割に入っていく。

これが理想であり…
そして,多くの人が実現できずに
挫折していきます。


数少ない一部の人達だけが
実現して
「成功者」
と呼ばれるのです。



成功者になれればいいですが,
大多数は,残念ながら
そうではありません。


特に,この時代…
敗者復活戦は許されない傾向にあります。


芥川龍之介の,
「蜘蛛の糸」
で,カンダタが,自分の後から這い上がってくる
人達を見て…慌てて蜘蛛の糸を切ったように。


8割の搾取される側から
2割の搾取する側に回った人たちは…


他の,8割の側から2割に回ろうとするのを
妨害するのではないでしょうか。


それでも,2割を目指す。

それはそれでいいですね。


誇り高く貧しく生きて死ぬ


2割を目指さない場合…
このまま8割の搾取される側で
人生を生きていくことになります。


8割のままでいるのを前提にした場合,
この8割の中で,どう生きるのか。


経済的に…というのは
諦めた場合,
それでも,人生を
精一杯生き,楽しく幸せに…


というのをできる限り追求するなら…
どうしたらいいでしょうか。


上述の通り,
政府の無為無策による搾取が続き,
電気代をはじめ,どんどん値上がりが
続いています。


今も…かじかむ手でキーボードを
打っています。


それでも…
その現状は何が原因なのでしょうか。


これまでの人生の中で
与えられたすべての選択肢を
振り返ってみると,
すべて,自分の人生の選択が
今の自分を形作っています。


原因と結果でいうところの
今が結果であり…
これまでの人生の中の
すべての選択が,原因なのです。


ならば…
これまでの選択次第では
2割側に入れたかもしれませんが…


でも,現状は8割の搾取される側に
あるのなら…

その原因は自分にあるのです。


そう,ただの精神論です。


経済的に豊かになれないなら…
せめて,精神的な在り方だけは,
誇りを失うことなく,豊かに在りたい。


ただそれだけの話。


だから,
誰かのせいにして,
被害者として卑屈に死んでいくのも
ひとつの選択肢ですが。


私は,
誰かのせいにするのではなく,
現状はすべて自分の選択にある。
その結果として,凍えて死んでいくとしても,
それはやむなし。


まあ,かなり極端な意見ですが。


こんな時代,
こんな状況だからこそ,
誰かを恨み,妬み,憎む。


…ということが,この負のスパイラルを
加速してしまう気がするので。


せめて,自分だけは,
精一杯,
現状を「被害者」にならずに
生きていきたい。


木っ端派遣社員。
これから先も
孤独にて一人で生きて
一人で野垂れ死ぬことでしょう。


ですが…
誰かのせいにすると,
人生そのものが負け犬になります。


そうは習いたくない。


…それだけの話しでした。


ここまでお付き合いいただき,
ありがとうございました。

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