家族のこと⑥|骨髄異形成症候群の父、肺炎で入院
2024年12月3日(水)
血液内科に呼ばれて受けたCT検査の結果、父に肺炎の発症が確認され…
そのまま救急の病棟に入院となりました。
翌日には無菌室の病棟の個室に入る…そうなると、しばらく面会はできなくなるということでした。
12/4(木)
昨日入った救急の病棟から個室に移動…のはずが、空きがなかったのか、無菌室ではない8人部屋へと移動になったようでした。
神経質な父は、カーテン越しでも人の気配があったりするとなかなか寝つけないというのと、下痢の症状があるときにはトイレがふさがっているのがものすごくストレスになる…という話をしていて、早く個室に入りたかったのに…と少し不機嫌だったとのこと。
12/5(金)
この日、父の希望通り個室へと移動になることになりました。14:00過ぎに病室を移動し、無菌室の病棟へ移動とのことで、しばらく会えなくなることを覚悟して母だけでなく自分も病院へ。
水曜日に入院した時のベッドに行こうとすると、看護師さんが「場所が変わっています。こちらの部屋です」と、8人部屋に案内されました。
看護師さん:「ベッドの場所はわかりますか?」
母:「はい、昨日来てるから大丈夫です」
と言いつつも、カーテンで仕切られた区画がいくつもある部屋に入ると「あれ、ここやったかな…」と不安そうな母。
「あぁ、ここやわ」と指した区画。自分が「おやじ、起きてるか~」とベッドのカーテンを開けると、見たことのないおじいさんが寝ている…。
「うわっ、ちゃうやん!!」と驚き、「あっ、失礼しました~」と小さな声でおわびをして(目を覚まされてはいませんでしたが…)正しいベッドへ。
父はベッドで輸血中。
自分がいつも献血の時、体から抜かれた血を採取している透明なバッグから逆に血液を受け取る父。固有の番号と「A型」と書かれた黄色いラベルが貼られた血液のバッグ…初めて自分の献血が本当に役立っているんだと実感した瞬間でした。
ほどなくして看護師さんとサポートの方がいらっしゃり、荷物をまとめてくださって14:15頃に個室へ移動開始。本来であれば無菌室への移動を予定していたものの今回は一般の病棟に入ることになったとのことでした。
移動の途中、清掃の道具などで狭くなった廊下で、車いすで移動する父とX線の機械がすれ違い…。実はそのX線の機械での検査は父が受けるはずだったもので、行き違いになったと。じゃあ、移動した個室にX線の機器を持ってきていただき個室でやりましょうと。
個室に到着し、荷物を棚に並べ直していると、担当の看護師さんがいらっしゃり、「お薬の管理はどうしますか~?毎朝、飲むタイミングごとにまとめた箱に入れてきてお渡しする感じでいいですか~?」「はい、じゃあそれで」なんていうやり取りをしていると、今度はX線の機械が到着。ほどなく医師の先生もいらっしゃいました。