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家族のこと⑩|骨髄異形成症候群の父の年越し

父は兵庫県の生まれ、育ち、大学までその家から通ったものの、社会人になり福岡へと転勤。その後、その福岡で父の第一子として自分が生まれた後、父は転職。そこからは3〜5年に1度の転勤で、日本全国あちこちに引っ越す生活となりました。自分は3つの小学校に通う事となり、弟は高校の途中から寮生活になるような経験もしました。

そんな父は、定年を1年後に控えたところで早期退職し、兵庫の実家に戻ってリタイア生活を始めると…、

シルバー人材センターで地域の活動を皮切りに、町会の会長、神社の役職も引き受け、ずっと離れていた地元にいろいろな形で貢献していました。

お正月年越し早々、その神社へ行くと父の仲間たちがいると思うのですが、さすがに寒い中、参拝の列に並び、その後社務所でたくさんの方と会って話をするのはきついようで、初詣は元旦のお昼、参拝者が減った頃に行くと言って、年越しそばを食べたらすぐに寝室へと入って行きました。

初詣にお伺いする神社…以前、父はここで参拝者をお迎えしていました

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