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#4 「本業は会社員 × 複業で経営者」の挑戦で、私が失敗した原因

複業(副業)やパラレルキャリアを目指す会社員の方に向け、「本業は会社員 × 複業で経営者」になる10ステップを、発信している「かける」です!

前の記事では、「本業は会社員 × 複業で経営者」のリスクについて、私の失敗談を中心に、ご説明しました。この記事では、その失敗の原因について、検討不足、準備不足、作戦不足の3つの観点から、ご説明します。

なお、副業の始め方や起業準備、特に、「会社員として働きながら、起業し会社経営を行うためのプロセスやノウハウ」を、以下のリンクにあるサイトマップにまとめています。ぜひ一度、ご覧ください!


1. 検討不足 | あらゆる選択肢を検討した上で、方向性を決めたか?

会社員のキャリアアップには、起業以外にも部署異動や転職、資格取得など、多くの選択肢があります。そうした可能性を十分に検討しないまま、思い込みで行動してしまうと、「このやり方は、自分には合っていなかった」と後悔することになるかもしれません。

私の場合は、「本業は会社員 × 複業で経営者」が最適だったと今では思っています。しかし、最初から多面的に検討した上で行動していれば、「何のためにやってるのか」「会社員として働きながら、起業し会社を経営するなんて無理なんじゃないか」と思い悩むことも、ずっと少なかったはずです。

2. 準備不足:必要な知識の修得や、社内や家族への理解活動は足りているか?

会社を経営するなら、必要な知識やスキルを修得するのはもちろん、本業の会社や家族への説明や相談を早めに行い、協力体制を築いておく必要があります。ところが、善は急げとばかりに、準備不足のまま行動してしまうと、本業でトラブルを起こしたり、家族との衝突を招いたりしてしまいがちです。

私の場合は、いくつものピンチに追い込まれながら、何とか運よく切り抜けられましたが、一歩間違えれば再起不能な状況に陥っていたかもしれません。しっかり準備してから行動に移していれば、余計な苦労やリスクをかなり減らせたと思っています。

3. 作戦不足:会社員である強みと弱みを踏まえた事業アイデアがあるか?

「本業は会社員×複業で経営者」の強みは、本業からの安定収入や、本業と複業の相乗効果を狙える点にあります。一方、時間の制約や、信頼を獲得しにくいといった弱みも否定できません。これらの強みと弱みを考慮せずに進めてしまうと、いくら頑張っても本業も複業も中途半端になってしまう可能性があります。

私の場合、顧客ヒアリングの中で、同じ領域にフルコミットしている方にはなかなか勝てないと気づきました。もし、はじめから強みと弱みを踏まえた事業アイデアを考え、それに集中して取り組んでいれば、もっと効率的に進められたと思います。


この記事では、私の失敗の原因について、検討不足、準備不足、作戦不足の3つの観点から、ご説明しました。みなさんのキャリアデザインやキャリアプラン、キャリアアップの検討や準備の参考になれば、とても嬉しいです。

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