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子育て中の実家・義実家との程よい距離感

人との距離感を気にする方だと思う。
私は家族と過ごす時間も楽しくて好きだけど、
ひとりの時間も同じくらい、若しくはそれ以上と言えるくらい好きだ。
だから、家族といえどずっと一緒の空間にいるのはちょっとしんどい。信頼はしてるけどちゃんと個人間の線引きはしてますよ、お互いのプライベートを確保してるよ、ってな具合である程度距離があると安心するし快適に過ごせる。

子育てしていると、どうしても誰かに頼らなければならない時がある。
私の実家は遠方にあるので、子どもを見てもらうといったことは基本的に頼れない。じゃあ子育ての相談など精神的な頼りにしているか、と言われると、そんなこともない。
仲が悪いわけではないけれど、相談したところで的確なアドバイスもらえないだろうなーとか、ダメ出しされたら面倒くさいなーとか思ってしまい、子育てに関してはあんまり頼りたくないのである。干渉されたくない性格なのだと思う。笑
なので、出産の前後里帰りはせず実母に来てもらうこともなく、自宅で過ごした。
電話は月に1回程度、帰省は年に1回するかしないか程度だが、実家との距離感はこれが丁度いいなと思える。

実家は遠いが、義実家が車で1時間程のところにある。産前産後は、義理のお母さんが泊まり込みで来てくれることになった。私が新生児の世話であたふたしてる間、全ての家事をしてくれ、生活が回らなくなることは無かった。
子どもが1歳半を過ぎた今も、月に数日間はうちに滞在し、その間子どもの世話や家事をしてくれている。実際、実母よりも頼れる心強い存在である(まあ家が近いので。笑)

しかし、1人目を出産する前、義母に頼るかはとても悩んだ。距離感を大事にしたい私にとって、いわば他人を家に滞在させて家のことをしてもらうことが、逆にストレスになるのではと感じたからだ。同じ空間にいるだけで気を使いそうなのに、掃除や洗濯のやり方だって違うだろうし、そういうことをひっくるめて、私は耐えられるだろうかと..

義理のお母さんは穏やかな人柄で、産前産後については進んで手伝いにいくよと言ってくれたので、迷ってはいたがお世話になることにした。
結果、頼ってとても良かったと感じている。初めての出産でとにかく子どもを生かすのに必死だった頃に、加えていつも通りの家事は到底両立不可能と感じた。旦那の会社は育休なんて言い出せないといった雰囲気で(今どきな..)休めなかったので、本当に義母には助けてもらった。

ただ、子どもが赤ちゃん期を終えてある程度落ち着いた今、あんまり義母の来る頻度や滞在日数が長いと、精神的に落ち込んでくる自分を見つけてしまった。笑

あんなにお世話になってありがたや〜と思っていたのに、本当に勝手だなあと自分で思う。
それはきっと、生活の主導権を握られてしまうこと、ひとりの時間を作り辛いこと(本当は子どもの昼寝中はひとりで気楽に過ごしたい、とか)が、何日も続くからストレスに感じるのかなと。

幸せな人生には自己決定感が大事、
と以前読んだ本にあったが、本当にその通りで、
楽だからといって誰かの生活リズムに合わせて自分で何も決めることなく過ごしていると、だんだんつまらなくなってきて、果てはなんで生きてるんだろうなどと考え始めてしまう。笑

義実家にはとても助けてもらってるし感謝しているけど、程よい距離感は保っていけたらいいなと感じる。

そんな感じで子育てを通して、人に頼ることの大事さもだけど、私が感じる人との快適な距離だったりも改めて学ばせてもらっている。
子育ての日常は、ルーティンだらけで飽きを感じてしまう時もあるけれど、掘り下げてみると色々新しい発見が隠れているのかもしれない。

そういう気付きを忘れないように、
役に立つかはわからないけど、
noteに書き溜めていきたいなと思う。
後で見返して、自分、頑張ってたなあ
と自画自賛して安心できるように。笑

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