スウェーデン滞在中に体調を崩した・怪我をした場合
海外にいるときに怖いのが、怪我をしたり病気にかかったりしたときのこと。最近何回か風邪ひいたりがあったので、経験を元に対処法をシェアします( ᐢ˙꒳˙ᐢ )高福祉で有名なスウェーデン。その通りで、制度はいろいろと行き届いています。
緊急事態には112
日本の119に相当するのがこの番号。緊急・非常事態に通報する番号です。倒れた人を見かけた場合や、大怪我をした際には、この番号に電話しましょう。
電話する際には、かけている携帯の番号と、現在地を伝える必要があります。かける前に、通りの名前と番地を確認しておきましょう。
例:
Dragarbrunnsgatan (通りの名前)
74B (番地) 入り口のドアなどに書いてある数字
Uppsala (市)
スウェーデンでは同じ名前の通りが違う街にたくさんあります。例えばDrottninggatanはどの街にもひとつはあるので、きちんと住所を伝えるために市の名前またはコミューンの名前と番地を確認しましょう。
112に電話をかけた際、最初の音声案内はスウェーデン語ですが、待っていると「英語での案内は何番を押してください」というアナウンスが流れるので、それまで待ちましょう。電話を取った人も最初はスウェーデンで話してきますが、第一声を「ハロー」と言うと、英語で話しかけていることが相手
に伝わります◎
※スウェーデン語の場合は「ヘイ」が一般的なので
それでも気づいてもらえなかったら、English please!といえば大丈夫!
具合が悪いときの1177
慢性的な医者不足が問題なスウェーデン。ちょっと風邪っぽいから内科に…なんて気軽に診療を受けれるかんじじゃありません。その代わりに、病状について質問できるホットラインがあります。それが1177。
軽く足捻ったんだけど、痛みが長く続いてるな、お医者行くべきかな…
虫刺されの様子が変だな、マダニ だったら嫌だな…
腹痛がずっと止まらない、辛すぎ…
いろんな状況があると思いますが、医療に関する質問はなんでもしてOK。最寄りの病院の案内や、薬局に行って買うべき薬の名前の紹介など、さまざまなアドバイスをしてくれます。
病院に行ったら・・・
どの街にも、病院、Vårdcentralenがあります。基本は予約制です。
受付でナースと会話。ここまでは無料です。自分の症状を説明し、必要があると判断されれば、診察費3000円程度を支払って待合室に入ることができます。
名前を呼ばれたら診察室へ。症状を改めて説明し、場合によっては処方箋をもらうなどの処置をしてもらえます。それを持って薬局へ。
薬局を案内された場合
スウェーデンの街中にあるapotek、apoteaなど名前のお店。これらはドラッグストアです。店員さんのほとんどが薬剤師。医師にもらった処方箋を持っていって薬を受け取ることや、薬剤師さんに手伝ってもらって1177で案内された薬を購入することができます。風邪気味の際などは、症状を薬剤師さんに説明して、紹介されたものを買って治すこともできます。
どちらかというと、病状や怪我の状況が少し深刻なら1177で確認するけれど、軽い症状、例えば風邪や軽い火傷などだったらとりあえずApoteket行って薬もらってなんとかする、というのがスウェーデンでは主流なかんじです。
私はこの冬、月に2回足を挫いてけっこー痛かったのでレントゲンとかの必要があるか1177で確認したり、軽い火傷をしてしまったのでそれに効く特別な絆創膏を買いにApoteket に行ったりしました。
日本みたいにすぐお医者さんに診てもらって、っていうことができず、最初は不安もありましたが、逆にちょっとしたことで電話ができる1177は便利だなとも思います。
※電話は24時間365日可能
怪我や病気がないのが1番ですが、もしものときのために押さえておきたい情報です( ᐢ˙꒳˙ᐢ )
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