見出し画像

【不妊治療】痛いで有名な「子宮卵管造影検査」|検査レポ

こんにちは

不妊治療中の30代会社員です。

第一子の妊娠を願って、治療に取り組んでいます。


今日は、子宮卵管造影検査についてお話ししたいと思います。

痛い検査として有名ですよね・・

検査を受けた時期や、検査の様子についてお話ししますので、クリニックによっても異なるとは思いますが、
これから検査を控えている方の参考になれば嬉しいです。


***


私は、クリニックに通い始める前から、この検査の名前をなんとなく知っていました。


不妊治療のクリニックに通い始めるか悩んでいるときに、治療されている方の投稿を参考にさせて頂いていたのですが、
「すごく痛かった」
「もう2度とやりたくない」
などの感想が多くあげられていたからです。


いつか私もやるのかな・・とびくびくしながら、
でも、検査する前に妊娠できるかな?と、どこか他人事でした。
(クリニックに通い始めたら、すぐ授かれると思っていた頃です・・)


この検査では、卵管の通過性を調べることができます。

卵管は、たまごとおたまが出会うための唯一の通路です。

子宮の左右両側にありますが、もし、両側とも詰まっていたら、自然妊娠はできない、ということになります。


クリニックによって、この検査をおすすめする時期は異なるようですが、
私の通っているクリニックでは、最初の検査のひとつとして、通い始めたその月に検査をすることになりました。


まだ少し先の話なのかな、と思っていたので、
あの「痛い」で有名な検査をもうやるの〜〜?!
とびっくりしました・・


検査は、2日間にわたって行いました。

卵管に造影剤を流してその様子を撮影して、流した造影剤が散らばった様子を後日レントゲンで撮影する、といった流れです。

造影剤の種類よっては、同日に行うこともあるようです。

検査の概要はこんな感じです。


①子宮卵管造影検査
時期:生理直後
方法:造影剤を流して撮影
調べられること:卵管狭窄・閉塞の有無、子宮奇形の有無など

②腹部X線写真撮影
時期:①の翌日〜7日以内
方法:時間を経て、造影剤の散らばった様子を確認
調べられること:卵管水腫・子宮内膜の癒着の有無など


それぞれ当日の内容やかかった費用などをお話しします。


①子宮卵管造影(時期:生理直後)

直前の食事は軽めにしておいてください、と言われていました。

お昼過ぎの予約だったので、朝ごはんをしっかり食べて、お昼ご飯はヨーグルトだけにしておきました。


痛み止めですが、私のクリニックの場合は、先生にお願いすれば、座薬も処方してもらえたのですが、座薬は幼少期以来使ったことがなく・・
クリニックのトイレであたふたするのが目に見えたのでやめました(泣)


念のため、ロキソニンだけ持って向かったのですが、検査後にも痛みが続いたら飲むのもアリだよ〜と言われたので、
悩んだ結果、検査前は飲みませんでした。

(飲めばよかった、と後悔・・)


クリニックに到着したら、まずは、妊娠反応検査のため尿を提出しました。

妊娠中にはできない検査なので、念のため確認するようです。

(リセット期間終わったばっかりだから可能性ゼロだよ・・と思いながら提出・・)


妊娠反応なし、とのことで、更衣室で検査着に着替えました。

SNSで、「チューブを挿入したまま歩くからロングスカートを履いていったほうがいい」、
という投稿を見たので履いていったのですが、通っているクリニックでは検査着がありました。

チューブを挿入したままの移動もなかったので、ここはクリニックによっても違いがありそうです。

事前に看護師さんに聞いておくと安心だと思います。

検査は、いつもの内診室ではなくてレントゲン室で行いました
レントゲンの大きな機械って、なんだか緊張しませんか・・?

部屋に入ったら、膝を立てた状態で横になってスタンバイしていたのですが、機械に囲まれて、そわそわしていました。

その後、先生が入ってきて、まずは消毒してから、子宮の中へ細いカテーテルを挿入してもらいました。

挿入時の痛みは、あまりなかったです。


「バルーン膨らませるね」と言われた瞬間、鈍い痛みを感じて、
うう・・と思っているうちに「今から入れますからね〜がんばってね〜」と言われ造影剤を注入。


圧迫されるような痛みがだんだんと強くなって、息をとめてしまいそうでした。

重たい生理痛のような感じ、お腹を下しているような感じ、と言いますが、まさにそんな痛みです。


注入して少し経って、レントゲンを撮る時が痛みのピークでした。

もう無理〜〜と思っていたら、
看護師さんが、深呼吸してね〜!と声をかけてくれて、深く呼吸。

必死に深呼吸しているうちに、検査が終わっていました。


かかった時間は3分くらいで、痛みのピークは10秒くらいだと思います。

我慢できない痛みではありませんでしたが、できればもうやりたくないです・・


卵管の通りやすさや子宮の傾きなどによって個人差があるようなのですが、
普段、生理痛がそれほど重たくなく、慣れない痛みだったので、結構ダメージがありました。

レントゲン室を出てからも、ちょっとふらふらしてました。


この日は、検査だけで帰りました。

お会計は約12,000円でした。


②腹部X線写真撮影(時期:①の検査翌日〜7日以内)

前日以前に子宮内に注入した造影剤の散らばり方を撮影する検査です。

この日はレントゲンをただ撮影するだけだったので、特に痛みはありませんでした。


撮影後、診察室に呼ばれて、卵管造影検査と合わせて結果を聞きました。

結果としては、卵管に詰まりはなくて、そのほかも特に異常なし、ということでした。

だったらなんで授からないんだろう・・??と思いましたが、とりあえず一安心。


そのため、まずは、タイミング法から開始することになりました。


検査の周期も、妊活をお休みする必要はなかったです。

検査前は避妊が必要ですが、検査後は、排卵に向けて、
積極的にタイミング指導していきます!という方針でした。


この日のお会計は約3,000円で、検査にかかった費用は、合計で15,000円ほどでした。


***


まとめ
・検査自体は3分くらい、痛みのピークは10秒ほど
・服装は事前にクリニックに確認しておくと◎
・痛み止めは使うことをおすすめ(先生にOKがもらえたら)
・検査周期も妊活OK
・費用は約15,000円


この検査をしてから半年ほど、特に最初の3か月は妊娠しやすくなる、と言われています。

ゴールデンタイムとも言われていますよね。

卵管を造影剤で押し流すことで、卵管の通りや働きが良くなるそうです。

痛みはありますが、治療的な効果も含めて、やって損はない検査だったな、と思います。

私は、もう半年以上経ってしまったので、その効果はなくなってしまいましたが・・:;


これから検査を控えている方の参考になれば嬉しいです。

最後まで見ていただきありがとうございました^^


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?