![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87204107/rectangle_large_type_2_53bd479ddeed1539779d7e5eadf20750.jpeg?width=1200)
【マイホーム購入】不妊治療中にマイホームを購入するメリット・デメリット|頭金なし8,000万円ペアローン|子無し夫婦
こんにちは
不妊治療中の30代共働き夫婦です。
子供はまだいません。
そんな私たちは今年マイホームを購入しました。
8,000万円を超える住戸で、非常に大きな買い物でした。
購入にあたっては、本当に今買っていいのか、夫婦で何度も相談を重ねました。
マイホームは人生で一番高い買い物ともいいますが、本当にその通りですね…!
契約書にハンコを押すときはすごくどきどきしました。
一大決心をして購入した私たちですが、実際に購入して感じているメリットとデメリットについてお話ししたいと思います。
私たちの周りには、マイホームを購入した友人はとても少ないです。
不妊治療中にマイホーム購入を検討される方は少ないかもしれませんが、参考になれば嬉しいです。
まずは、メリットです
メリット①今の市況で物件を購入できる
不妊治療の終わりがいつくるのかわかりません。
もしかしたら今年かもしれませんし、2年後、3年後、さらに先になるかもしれません。
家族構成が定まるまで待っていると、30代はあっという間に過ぎていくかもしれません。
首都圏のマンション価格は上昇を続けていて、1戸あたりの平均価格は現在6,000万円を超えているようです。
不妊治療が終わった時の物件価格はどうなっているでしょうか。
もしかしたら今よりも高くなっているかもしれませんし、安くなっているかもしれません。
どうなっているのかわかりません。
私たちは、今回巡り会えた物件の価格に対して、
「なんとか支払えるかもしれない!」
と思えたので購入を決断しました。
来年以降も新築マンションの販売価格が上昇を続けていれば、今年買ったことはメリットになりそうです。
逆に今年がマンション価格の頭打ちとなり、値下がりを続けるようであれば、デメリットになります。
また、ローン支払いを進めているという点では、2〜3年後に買った場合と比べてメリットと言えるかもしれません。
入居後に購入マンションの中古売出し価格が、買った時よりも上がってたらいいなぁなんて夢見てます・・
売りたいわけではないんですけどね。
メリット②将来の楽しみができる
不妊治療中は常に何かを気にしながら生活していて、もやもやした気持ちが続きます。
周りの妊娠・出産報告が素直に喜べなかったり、SNSを覗くのが嫌になったり…
そんな中、マイホーム購入は、将来の楽しみにつながり、治療に前向きになれました。
部屋の間取りや、内装を考える時間は夫婦の楽しみでした。
入居までに決めることはたくさんありますが、どれもとても楽しみです。
一度きりの人生でマイホームを持てることはとても幸せに思います。
続いて、デメリットです。
デメリット①マイホーム購入にお金がかかる
不妊治療中は、ただでさえ高額な治療費が毎月かかるのに、マイホームを購入するとさらにお金がかかります。
マイホームを購入する前には、契約時に手付金といって、購入した物件価格の5〜10%を支払うことになります。
私たちも400万円以上支払いました。
社会人になってコツコツ貯めていたお金から払いました。
治療費のために頑張って節制しているのが馬鹿らしくなるくらいの大金でした。
今後入居するにあたり、
・マンションオプションでお願いした施工費用
・家具新調にかかる費用
・引っ越し代
など、たくさんのお金がかかってきます。
近い将来に産休や育休を取得することを前提に、生活費をシュミレーションしていました。
でも、不妊治療が保険適用の範囲で済まなくなってしまったり、仕事との両立ができなくて収入が減ってしまったり、今後どうなるか分からないので、正直、不安です。
デメリット②引っ越しがしにくい
マイホームを構えてしまうと、賃貸暮らしと比べて、引っ越しがしにくくなります。
将来の生活を想像しながら検討していたつもりですが、今後、家族が増えた時の生活がどうなるのか分かりません。
たとえば、このまま子宝に恵まれなかった場合、マンションにたくさんの子供が住んでいる環境が暮らしにくく感じてしまうかもしれません。
こどもを授かった場合も、実家との距離や生活環境が想像していたよりも不自由に感じてしまうこともあると思います。
子育ての大変さは想像ができません。
こどもの性格や体質などによっても変わってきてしまうのかな、と思うので、
こればかりは必ずしも想定どおりにいかないだろうなと感じています。
それ以外にも、30代の会社員だと、まだまだ人事異動も予想されるので、転勤しなければならない可能性もあります。
引っ越すとなれば、マイホームを売りに出すか、貸し出す必要が出てきます。
その場合、そのタイミングで、マイホームにどれくらいの価値があるのかが重要になります。
価値がなければ残債割れしていて、引っ越しに伴い、差額を支払う必要が出てきます。
貸し出すとしても、価値のない家に対して相応の賃料しか得ることができません。
そうなると、引っ越し先にかけられる予算が限られてしまい、Q O Lが下がってしまうかもしれないですよね…
賃貸と比べて身動きがとりにくい点は、マイホーム購入のデメリットになりそうです。
以上が不妊治療中にマイホームを購入することのメリットとデメリットです。
今は、移植に向けて、慢性子宮内膜炎の治療をしています。
時間がかかるかもしれませんが、マイホームで賑やかな家族と過ごせることを夢見て、前向きに不妊治療に取り組んでいきます^^
不妊治療中でマイホームについて検討している方の参考になれば嬉しいです。